学校に隠された悲しい事故。帰りたいのにーー帰れない。そんな少女の恐怖というは、実は・・・。というホラーミステリー風脱出ゲームです。
このゲームの登場人物は、主人公のゆみと転校生のはるか。主人公のゆみは夏休みの放課後、誰もいないなぜか一人学校に残っていて、「誰かいないの?」と不安な気持ちで教室を出ると、たまたまいた転校生のはるかと出会います。
2人は学校をでようとするのですが、校舎の出口という出口がしまっていてこじ開けようとしても開きません。完全に校舎に閉じ込められた二人。その二人が目にしたのは、女性との霊・・。
実はその霊にはこの学園で過去に起きた悲しい事故の怨念があって成仏できないまま校舎に居続けているのですが・・果たしてその悲しい事故って?2人の運命は?という謎解きをしながら真相をさぐるアドベンチャーゲームです。
ゲームの序盤は夏の放課後、教室一人でいる主人公ゆみのシーンから。
誰もいない学校で、彼女は無性に不安と恐怖に駆られる一幕からストーリーがはじまります。(この辺りは最後の伏線って感じ)
そんなゆみちゃんは、教室を出て、転入生はるかと出会い「ほっ」と一息・・
「よっかったーちゃんと人だった。」ってゆみちゃんはいっていますが、何も知らない転入生のはるかさんは、ゆみちゃんと誰もいない校舎にまだ人が残っていたことに関心してたります。
この辺の流れなんかは、高校生少女二人が夏の校舎でたまたま二人きりになって心細さを半減させながらこれからホラーな謎解きをしていく序盤としてはワクワクしてしまうところ。
アイテムを集めながら、脱出するために謎解きしていくプロセスはお馴染み脱出ゲームの醍醐味満載って感じ。
脱出だけじゃない。突然現れた霊が帰れない(成仏できな)理由を探ることが脱出の糸口になるという伏線がポイントです。
実はこの学校では、夏のある日。本田ゆみさん(17)が事故死していたんですね。夏休み前の終業式が終わったあと、人で教室に残っていた彼女。でも先生たちはもう誰もいないだろうということで、外から校舎のでは入り口にカギをかけて帰ってしまったというが悲劇のはじまり。夏場の閉め切られた校舎は40度を超え、長時間そこにいたゆみさんは熱中症にかかり死んでしまったというのが真相でした。
実は彼女の遺体が発見されるのに1か月もかかったそうですが、いろいろな偶然が重なり悲しい事故になっていたんですね。
最後にちょっとネタバレになりますが、主人公だと思っていた”ゆみ”さんが実は成仏できず校舎に棲みついていた霊だったんですね。
そして彼女が最後まで心に残していた未練・・
それが、電池が切れてしまった携帯電話で、お母さんに
「帰れなくて、お別れして悲しい思いさせて・・ごめんなさい・・」
という言葉だったー。
ちょっと涙が出てきそうになってしまいます。
そして、これまでいろいろな生徒に「助けてぇー」と声をかけて来たであろうゆみさん。みんなはおばけぇ!!!って怖がるばかりだったのかもしれませんが、転入生のはるかさんは持ち前の女気あふれる性格もあってか、ゆみさんのことを最終的には救済することになります。
そんな”はるか”さんのような友達ができたことも、ゆみさんの心残りを解消してくれたーはず・・というのも泣けますねぇ。
あおい: 夏のホラーというとただ単に怖い怨念が・・とうのもありですが、不慮の事故で死んでしまった少女が死後に臨んだ心残りというのが切なすぎるのがある意味感動しちゃうと思います。
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