一般論として娯楽ということを考えると、ストーリーのエンディングというのはハッピーエンドという奴の方が観客の満足感は満たされるものなのじゃ。
今期のアニメでは敢えて意味不明なバッドエンディングのような最終話の作品が数個あるみたいじゃな。例えばアルドノアゼロ。ネタバレになるのじゃが王女と主人公が最後に撃たれてしまうような感じや、キャプテンアースのように、最後にハナとキャプテンは生きてる!?みたいなやつじゃな。
こういう終わり方でいうと有名なのにセブンという映画があったのじゃが、ヘミングウェイの「誰のために鐘が鳴る」ちうフレーズにあるように、初めから勝敗が分かっていながら、実際意味なんてない事柄に多大なる犠牲を払って..みたいなお話じゃな。
セブンでは、キリスト教の7つの大罪に即した猟奇殺人犯人を最後に主人公のデカが妻を殺して終わりという感じじゃったが、監督は、最後に送られてくる段ボールの中には、妻の首でなく、飼い犬の遺体だったと変更しろ!ってオーダーがあったそうじゃ。
じゃがのうぅ。。監督は断固として反対したんじゃそうじゃ。今の世の中、人は普通に暮らしているだけで、7つの大罪を犯しているのだと。だから警告を兼ねてこうなりたくないじゃろ!って終わりにしたかったんだということじゃ。
アルドノアゼロ、キャプテンアース、それから残響のテロルのような作品など、最近は、物語の深淵に、宗教的な奥深いものが入っているようなネタ作品が多いように思うのじゃが..10月からの秋アニメでも「7つの大罪」というようなズバリそのままのタイトルのアニメもやるからのうぅ。
今放映されているアニメやコミックなどの原作のターゲットは、Teen層だけでなく、30代の大人なんかも含まれるから、こうしたサブリミナル的なメッセージが込められた作品により、いろいろな洗脳が繰り広げられているのかもしれないゾ!
でもなぁ。。アルドノアゼロは、第2クールやる気満々のエンディングじゃったのうぅ。。実際撃たれても消息は不明ってやつじゃ。宇宙戦艦ヤマトで起きた艦長が実は生きていたみたいなやつじゃのうぅ。まぁこの作品は、深いものはなさそうじゃな。来年1月からまたやるそうじゃが。。
アルドノアゼロのこの回想シーンは、ロミオとジュリエットみたいな。。
この笛吹ランドセル少女はなんだったんじゃろうなぁ
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