よーく思い出すと、ラブコメモテモテな主人公の教室の席って、黒板から向かって右側後ろの窓際という設定が多いのに気付く人はいますでしょうか?なぜ、この席が多いのか?演出視点と効果という点で勝手に妄想してみたのです。
「これはゾンビですかの場合」
照明のテクニックとして人物や物体をポートレート風に見せる際に、ななめ上から光を当てるというテクニックが確かあったと思います。窓際というと、大体公社などの建築物は、南向きに建てられていると想定されるため、朝の教室は、東から上がる日光が鋭い角度で教室を照らし、逆に夕方になると反対の角度から、長ーい大気を抜けて赤身かった印象的な光がこれまたななめ上から下に入ってくるのというのが一般的な構造かと。。
ラブコメ風なお話では、ある日突然主人公もしくはヒロインが転向してくるシーンがありますが、自己紹介が終わり、どよめく教室をしり目に彼、彼女が席に座る際に、だたい脳内カメラを主人公へ向けてパーンするシーンがあると想定されますが、春風が吹くようなもしくは夏のだったりするような日差しが斜めに照明効果を演出し、そんな転校生には全然興味のない主人公の趣が印象的に映ったりする様が想像できたりしてしまうのです。と言いつつ、たいていは、ダメダメな人物みたいな大枠の設定が多いのですが、これはアニメ化された時の演出など実はいやらしくねらっていたりするのかもしれません。
「これはイメージ:ヤマノススメから」
当然、一番前の席だと、先生と超近くなるので、あいうことや、こういうことや、目があうとかみたいなシチュエーションはプロットを練る上でも無理がでてきそうです。それから、勉強もできず、でもなぜか、幼馴染とか、委員長などに羽目を掛けられるような設定のラブコメ主人公は、大体の場合、授業中も、ぼんやり窓の外をみるというシチュエーションが描かれたりするのです。そしてこれまたたまたま、別のクラスの委員の人が手を降ったり見たいなおいしいシーンの演出なども可能となるわけですね。
「CLANNADの場合」
これまた良くあるパターンですが、教室から、学校でもぴか一の女の子とかが、なぜか、主人公のところにちょっとした裏事情で用事があり呼びに来るシーンなどがあるのですが、廊下側に主人公が座っていた場合、その女の子が教室を横切り、教室にいるいるであろうモブ連中の「えっ○○さんが何の用?」みたいなドヤ演出ができなくなってしまうのです。
まぁどうでもいいことでしたー。
が、
こういう妄想仮説を頭の奥底の引き出しにしまっておきながら、作品を味わうと、ちょっとしたテクニックもどきになるほどぉうと思うようなことがひょっとしたらあるかもしれません。
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