俺物語の主人公は、性格も容姿もオヤジゴリラのような剛田猛男(ごうだたけお)という高校一年生。こんな高一いるかよぉ!みたいな設定なのですが、彼の幼馴染の一見イケメンで性格もよろしい(一見すると乙女ゲーのイケメン攻略対象とか主人公系な)砂川 誠(すなかわ まこと)によって、剛田猛男の特性がより一層強調されるという設計になていると思うのです。

その特異性とは何か?それは、「鈍感属性」と「純粋」属性の組み合わさった”たけお”キャラの無骨さではあるが、どこか守られているという安心感を醸し出す、ボディーガード系属性にあると考えてみましょう。
ハリウッドの映画でもホイットニーヒューストン、ケビンコスナー主演のボディーガードという映画がありましたが、ちょうどこういう系のヒーロー系主人公を普通ならあり得ないような属性を強調してそれでも物語のプロットしては、映画ボディーガードみたいな流れにもっていくみたいなそういうギャップが育む作品の特異性というのが、他の少女マンガ作品とのポジション差別化を上手にやっている。
例えば、新しい市場を想像する手法として体系立てられたフィリップ・コトラーのラテラルマーケティングにおける水平思考の6つメソット(代用、逆転、強調、結合、除去、並べ替え)に当てはめてみると..
俺物語では、除去+強調+逆転という手法が当てはまるようです。
剛田猛男(ごうだたけお)
砂川 誠(すなかわ まこと)
大和 凜子(やまと りんこ)どうでしょう?主人公:剛田猛男をゴリラみたな風体に設計し、中身は超純朴系でそれに呼応した鈍感系というキャラを中心に、そのギャップを強調するためのイケメン幼馴染:砂川誠、そして恋人になる大和凛子は一途で純朴という点を強調したキャラ設定により敢えて剛田猛男を構成する内面特徴と共通属性を強調することで、2人が惹かれあうことの必然性に論理的な伏線をはりながら、鈍感系と純朴さから生み出される性格性=鈍いがおりなされる「勘違い」、「すれ違い」から生まれる「お笑い性、ギャグ性」というのがこの作品のコアコンピタンスなのだと分解してみたのです。
ということで今日は意識してカタカナ・横文字用語を多用してみました・・(¬_,¬)
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