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ネアンデルタール人と人類は高配していたらしい\_( ・ロ・)っ

ネアンデルタール人は私たちと交配した 』という本をちらっと本屋さんでみたのですが、最近の研究で旧人類と現生人類との間には実はかなりの交わりがあったというお話です。

 

posted by ソラマメ 投票数 6 0


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ファンタジーモノのお話でエルフとかドワーフとかと人間が混血するという設定は案外合理的な設定だと言える(๑ʘ̅͜ʘ̅ )و

従来の説ではホモサピエンス(現人類)がアフリカを出て世界に広がり始めると、それまでユーラーシア大陸にすんでいた同じ種族のネアンデルタール人などは絶滅へと追いやられたということになっています。その際に人類とネアンデルタール人はまじわることはなく、ネアンデルタール人の遺伝子を引き継ぐ混血児はうまれなかったと考えられていたそうです。

ところがここ10年の人類化石の発見ラッシュと遺伝子学的な研究成果によって実はそうじゃなかった!ということが分かってきているのだそうです。

現生人類とネアンデルタール人の遺伝子研究によると、非アフリカ系の人々の全遺伝子情報の3%がネアンデルタール人由来のものなのだそうです。人によっては強く引き継いでいる人もりるだろうからというきことで、最近の計算では、20%近くのネアンデルタール人の遺伝子を現人類が引き継いでいるらしいということだそうです。

ではどういう遺伝子をひきついだかというと免疫力を高めるヤツなのだとか。

この他にもシベリアの洞窟で見つかった骨の研究からデニソワ人という種族とも混血があったということがわかったようです。なんでも酸素が希薄な高地で生活する能力を持つ遺伝子を引き継いだらしいということです。

ネアンデルタール人は白人の祖先らしい・・みたいなことも言い始められているようですが、まぁいろいろな種族がまじわることで、利己的な遺伝子は、生き残るための最強な人類を作ってきたというわけですね。

ファンタジーの世界でも、さまざまな種族の混血という設定がされているお話がありますが、そういう意味では異世界転生モノではなくて、混血モノの勇者みたいなお話ができたら面白いかもしれませんね。容姿端麗にして最強の〇〇という誰もがあこがれる主人王みたいな感じでしょうか?

neandertal-1.jpg

ネアンデルタール人とかそいういうのが気になる人は↓こういう本も出ているのでちらみしてみてはいかがでしょう?

ネアンデルタール人は私たちと交配した

概要(Amazonより): 現生人類にもっとも近いヒト族だったが、数万年前に絶滅し、その遺伝子は絶えたと思われていたネアンデルタール人。 しかし、ひとりの科学者が数十年に及ぶ苦闘の末に、化石骨からネアンデルタール人のDNAを復元した。そして、そのDNAが現生人類の中に数%残っているという驚愕の事実を明らかにしたのだ。 本書はその男、スヴァンテ・ペーボ博士が自ら記した回想記。 ペーボは学生時代にミイラのDNA復元に挑んだのを皮切りに、古代DNAを取り出し、増幅して復元するという研究ジャンルそのものを創始したといえる。 しかしその道のりは苦難の連続だった。何万年も埋まっていたDNAには現代の微生物や人間のDNAが混入し、正確に増幅するのは非常に難しい。ペーボが精密な復元方法の確立に腐心する一方で、他の研究者たちは、次々と何万年どころか何千万年も昔の化石からDNAを取りだしたと称する、『ジュラシック・パーク』まがいの無責任な研究を華々しく発表する。 不遇の時期を耐えたペーボに訪れた転機が、ネアンデルタール人を目標としたことと、DNA増幅の新技術「次世代シーケンサー」の登場だった。「ヒトゲノム計画」を完成させ、生物学全体を革新して新たな遺伝子工学を可能にしたほどの威力を持つ次世代シーケンサーを使って、ペーボは4万年前のネアンデルタール人ゲノム解読という乾坤一擲の大レースに勝利する。 誠実な方法の研究を貫いたことが、最後には大逆転をもたらしたのだ。 そして、現生人類とネアンデルタール人のDNAの比較は、驚くべき事実をも明らかにした。日本人を含む「非アフリカ人」はすべて、数%のネアンデルタール人DNAを持つのに対して、アフリカ人は持たない。これは、5万年ほど前にアフリカを出た現生人類が中東でネアンデルタール人と交配して世界中に広まった、という説の強い証拠だ。 ネアンデルタール人と現生人類に接触はあったのか、あったのならば両者はセックスしたのか? これまで化石と遺物からは永遠にわからないと思われていた疑問に、ペーボは鮮やかに具体的な証拠をもって答えたのである。 この成果によって、いまや、彼らと現生人類を分けたものが何だったのか、彼らの遺伝子が私たちの中でどんな働きをしているのか、ということさえも、具体的に研究する道が開けつつあるのだ。 最先端の技術革新で古代の遺物を研究するギャップ、スリリングなネアンデルタール解読レースに手に汗握り、淡々としながらもときにあけすけなユーモアを発揮する著者の筆致にクスリとさせられながら、科学という営みの面白さを満喫できるポピュラー・サイエンス。


ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた

概要(Amazonより);
ネアンデルタール人絶滅の決定的な要因はヒトがイヌ(オオカミ)を家畜としたこと――。 従来の説よりも1万年以上古い4万年前にネアンデルタール人は絶滅していたなどの最新の知見をふまえ、「侵入生物」「動物の家畜化」という生態学的な視点から人類永遠の謎を解く。 「ネイチャー」「ナショナルジオグラフィック」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「オブザーバー」ほか、世界のメディアが驚きとともに紹介したベストセラー! ◎監訳者あとがき より きわめて刺激的な本である。一般の人にも強い関心があり、永遠のテーマでもある「ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?」の謎に、最新かつ総合的なアプローチで、原著者パット・シップマンはこれまで想定されたことのなかった推論を導き出した。 アフリカから中東をへてヨーロッパに進出した現生人類は、気候変動や遺伝的多様性の欠失で衰退しつつあったネアンデルタール人を、意図せざる結果として滅ぼした。それには、この頃にいち早く家畜化されるようになったイヌ(原著者の言う「オオカミイヌ」)の存在があった――という説である。 この説を提起したパット・シップマンがベースにしたのは、おおまかに言ってふたつの発見である。 ベルギーのゴイエ洞窟のイヌ科動物が実は家畜化されつつあったオオカミイヌであり、その年代がそれまで想定されていたよりもはるかに古い3万6000年前頃(較正年代)という早さであったこと、そして昨年(2014年)の英科学週刊誌『ネイチャー』8月21日号で報告され、考古学と古人類学の研究者に衝撃を与えた、オックスフォード大学のトマス・ハイラムらのチームによるネアンデルタール人の絶滅と現生人類のヨーロッパへの拡散と制覇の新たな年代的見直しである。 こうした最新知見を基に、動物考古学者として生態学の観点から、上記の説を説得力をもって論述しているのが本書である。


そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史

概要(Amazonより);
地球に存在した20種以上の人類の仲間のなかで、なぜヒトだけが生き延びることができたのか…古人類学の第一人者が数々の新発見とともに語る壮大な人類の物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) フィンレイソン,クライブ 1955年生まれ。ジブラルタル博物館館長、トロント大学客員教授。長年にわたってジブラルタルにあるゴーラム洞窟の調査を続けているネアンデルタール人研究の第一人者 近藤/修 1965年生まれ。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ソラマメ: こういうネタから発想して、新しいモチーフのお話とか誰かつくってくれないかなぁ・・・・とふと思った今日この頃なのですが・・・混血最強!オレスゴイ系なヤツおもしろくないかなぁ・・⊙⊙

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