逆境が人間をつくる ドヤ顔・・・している社長とかがいる会社があったらそこは絶対やめた方がいいかも。多分ブラック。
逆境、逆境というけれど、適合者を残すという生命の営みの原理を例に考えると、多分何も知識がなくて逆境の中で挫折して行くひとって9割いぐらいだと思うのです。生存率1割ってのが種の保存というか進化の法則な度合からいってちょうどいいフルイな感じがする。
前段の言葉しかのたわずに逆境へ突入させよとする人は多当てゴマして生き残ったやつだけが優秀!みたいなそいう振るいにかける気まんまんな奴だと思うといいかもです。まぁ育てる気などは毛頭もないという輩なことは言えそうです
逆境が人間をつくるんだお!って至極いい言葉に聞こえるかもしれないけれど、これしかいわないひとって、論理的に、逆境から抜け出して人(この場合人格:ゲシュタルト)がどういう風にかたちづくられていくのかというプロセスを説明できないおバカということだねぇ。
よく、偉人伝をよんだり、成功した人のお話を読む意識高い系の人って実はこういうプロセスをそこから読み取る快感にひたる高揚感がなんともいえずきもち~いぃって体験して読むのかもしれませんね。
となると人が逆境から抜けだしていくプロセスのヒントは、ラノベとか漫画を読むような高揚感が得られるようなお話の展開方法と似ているじゃぁないかなぁと想定してみたのですが..。
ということで、昔の人が残した名言の原典みたいなヤツをみてみたのですが・・ちゃーんんと説明されている感じがしますね。ラノベ風にいうとまぁまだ汚されていない原典のことばって感じでしょうか。
ヘロドトス:逆境は人間の中の強さや資質を引き出す力がある。逆境がなければいつまでも眠ったままだ。
アルフレッド・デニソン:希望こそが人間をつくる。
どう?なんかわかっちゃたぁ???
というか、これって誰もが感動する物語とおか、神話のお話とか、壮大な叙事詩とかに採用されている神話のお話の法則っていう物語形成プロットとそのままじゃん!って感じがしちゃうのです。
そう、独り立ちして、井戸から旅立って、人や仲間とまじわって、信頼を裏切られたり、コテンパに失敗したりしながら、「絶望」とうう名の「闇」を知り、それでも新の友情や目的意識を築くきっかけ「(希望)」を見出すことができたりして、絶え間ない鍛錬により精神と人格も聖人様のように鷹見のぼり、剣や魔法の力(ここでは手段を使うテクニックや知識、経験と萌える)も超人なみなって、ラスボスを倒して凱旋!ハッピィー!っていう奴ですね。
そいう意味では、ヘロドトスとアルフレッドさんの言葉にあるように、逆境が人をつくるそのプロセスをちゃーんと説明しない人は、詐欺師だとおもって相手にしないようにした方がいいかもしれませんね。
ということで、騙されないように、神話の法則という節理を勉強したい人は、有名なハリウッドの劇作家のコンサルしている人が書いたライターズジャーニーとか読むといいかもしれません。
世界中に点在している神話に、ある共通ががあると気付いて研究した成果を綴った本。神話って何千年もの間語り継がれてきているのだけれど、それって人々の心を鷲づかみに摩る何かがあるってこと。そう。。。共通するお話のプロットがあったんですね。そのプロットの展開って逆境を乗り越えるってやつだったりするのですが・・。
英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー 12のアーキタイプを知り、人生と世界を変える
幼子、孤児、戦士、援助者、探求者、破壊者、求愛者、創造者、統治者、魔術師、賢者、道化。あなたの内側にある12のアーキタイプを活性化させることで、人生は充実したものになる。
The Writer's Journey: Mythic Structure for Writers
冒頭で、クリストファー・フォグラーは「あらゆる物語は、世界中の神話やおとぎ話、夢や映画からかき集めた少数の共通の要素で成り立っている」と断言する。この考えを受け入れがたいと思う人もいるだろう(と同時に、ホメロスからシェイクスピア、ロバート・アルトマンにいたるまでの語り手たちが、この仮説にどう反応するか考えるに違いない)。あるいは、フォグラーが「スターウォーズ」3部作や『ライオンキング』などの映画を引用して、自らの神話哲学を擁護しているため、彼は無意識のうちにこの20年間のハリウッドの映画が非想像的である言い訳を述べているのだと考える人もいるかもしれない。しかし、カール・ユングの心理学書やジョーゼフ・キャンベルの神話学に基づいた彼の主張は、十分に説得力がある。実際、映画の脚本家の多くは、フォグラーの書籍を参考にして、どんなシナリオが売れるかを勉強し、幻想的な物語をつくる際に参考にしてきたのである。 改訂版である本書で、フォグラーは「英雄物語」と称する、あらゆる物語が踏襲する共通の神話的な原型について説明している。第1章で、彼は物語に登場する類型的な登場人物をいくとおりか紹介している。第2章では、主人公がたいていの場合において経験する旅のパターンを説明している。最終章は補足ともいえる章で、『タイタニック』や『フル・モンティ』などの映画が、いかに彼の説をなぞっているかを詳細に検証している。(Raphael Shargel, Amazon.com)
(新版)The Writer's Journey: Mythic Structure for Writers
ライターズジャーニーの新版がでているようですが、新しい装幀がいいとか、ちょっと構成がかわっているのかなぁとい気になる人はこっちもいいかもです。でも英語原文なので英語ができない人は翻訳版をさがしてみる手間を是非かけてください♪
しろ: 表層的なことだけみてても損するだけってわかっているのだけれど..日々の生活でそこまで集中しまくって裏をかくような精神力を持っている人ってそうはいないだろうから..好きなラノベとかそういうヤツにかこつけて覚えるといいかも・・・。
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