良作がどうものかという議論は抜きにして、こんな話なら夢中になっちゃう！という観点から物語やストーリーの展開についてちょっと考えてみました。あらすじや作品紹介のスクリプトをみて、この作品は楽しめそうか？ハマリそうか？という判断材料になるかもしれませんのでご興味のあるかたは是非一読を・・。
ブランドという考え方がありますが、ブランド＝約束という考え方ですね。そのブランを選択することで、満足できる可能性が高いという約束や保証みたいなものがなされる感覚になるパワーがブランド力の一つだといわれているようです。
ラノベや映画や漫画やアニメなどのタイトルや表紙やポスターなどからある程度展開やストーリーやノリが読めるて、見たくなったり、読みたくなったりする人にとって、そのビジュアルや紹介文はブランドのそれがするプロミス（保障）みたいなものだと言えると思いませんか？
「絶対に起こらなそうな展開」が起こるということは、先に述べた見た目の約束をある意味一時的にでも破るという行為になります。思っていた展開と実際違う流れになると、期待しいたアウトプットと違ったものを目にするわけですから、脳内で期待していた期待値とそうでないアウトプットとのギャップが生まれることはなんとなくわかると思います。
ちょっと違う事例では、現状維持の法則（選択肢が多いと人は選べなくなる）という考え方もありますが、人というのは結構テンプレートな展開が心の平静と程よい満足感を満たしてくれるという安心感を与えてくれる性質の持ち主なんだと言えそうですね。
そいう性質を人がもっていてあえて、作家さんや、製作者さんが「絶対起こりえない展開」をもってくるというのは、ある意味、読者や視聴者やユーザーに対する挑戦（チャレンジ）を挑んでいるとも言えますね。
つまり、期待する事柄ずれるということは、人は未知なるものが嫌い？ストレスを感じるということが前提ということにすると、ある種のストレスとプレッシャーをかけることと同意着ということになりますね。
期待とは違うものを与えられて挑戦（プレッシャー）をうけた読み手や消費側の人は、
１．展開を補正するしたいと思う気持ちによる次の展開が気になって仕方なくなる
２．新たな可能性の着地がどうなるのかという興味がわいて夜も寝れない！？
となるケースが多いと思いますが、こうしてみてみると、恋愛のツンデレとか、ちょっと気の置けない男の子とかと一緒で、気になって、カマッテいつづけたくなって、最後まで消費してしまうという心理が働いてしまうことが分かる気がいします。
そういう意味では、ストーリーで「次に絶対おこらない」と思える展開の効果とは異性関係における駆け引きと消費側を同じ夢中にさせる効果がある!?ということは言えそうです。
ただ、この前提が、物語の展開が、異性の恋愛関係と似ているという前提に立つと、やはりハッピーエンドで終わる＝予想された展開におとなしく落ち着く方が、消費サイドの満足度は高くなるような気がしますが、どうなんでしょうね。
しろ： まぁ・・「絶対ありえない予想外の展開」から結論が出るまでがっかりするか、納得するかは読者次第という賭けなのでしょうが・・・はやり人の心のニーズを組んであげるという事は大事だと個人的には思います・・。
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