死海文章というのは古代ヘブライ語で書かれたもので、現代に伝わる旧約聖書に近い物語や予言めいた黙示録が綴られているようです。ということで、最古の写本とされていますが、実際に大まかな内容を見てみると、ユダヤがローマに支配される1000年以上も前に書かれたものであるという事も考えるとそもそもこっちの方が原典に近いので張って思ってしまったりまもします。で、この古代ヘブライ語とは2000年以上も前に使われなくなった言語だとか。
いろいろ調べてみると、この死海文章を残したのはクムラン教団という謎の教団がローマ軍お手から「死海文章」を10個もの壺に詰めて防腐処理までしてヨルダンとイスラエルの境にある死海の近くに点在する洞窟に隠したみたいです。
このクムラン教団というのはイエスが誕生する前から存在する教団で、イエスがヨハネから洗礼を受けたという記述にあるように、イエス本人自体がクムラン教団に後に入ったということなんじゃないの?とも言われているらしいですね。
イエスはこのクムラン教団の修行で超能力を得て、ある日啓示を受けて伝道の道を歩みむ容認なったという見方もできる訳です。
旧約聖書の中でローマ軍に十字架の刑にかけられて処刑されてから実は復活していたとうことが綴られていますが、実際は、死んでいなくてイエスの教えを広める戦略をとったとも言われています。ちなみに一説にはイエスはクムランに帰って余生を生きたらしいという考える人もいるみたいです。
で、こんな軌跡のオンパレードを起こしたイエスの教えを受けた人が後にイエスを予言者として祭ったキリスト教を形作っていたという訳ですね。
ただし当時全くゼロから教えやエピソードをつくることはなくて、やっぱりクムラン教団の教義を参考にアレンジされていったんだろうなぁというのはなんとくなくですが想像できなくもないです。
そういう意味では、死海文章というのはキリスト教が誕生する前のオリジナル原典っと言える代物だという事が理解出来てしまいそうすね。
海文章が発見された場所とうのは1000年以上前にローマ軍によって追い詰められたユダヤ人1000人が自決した場所らしいですが、キリスト教信者が増えながらローマが国境としてうまく利用してやろうと考える中、オリジナル経典のクムラン教団の教え自分たちがコントロールしやすいようになかったようにしてしまおうとローマの皇帝や当時の権力者が考えても不思議ではないですね。そんな危機を迎えた中、クムラン教団によって死海文章として2000年近くも守り抜かれてきたということらしいですが・・・古代から現代まで紡がれるロマンを感じてしまいます。
そして歴史の表舞台から姿を消したクムラン教団がそののちイルミナティやフリーメンソンとして脈々と組織を継続したという都市伝説もあるみたいですね。
更に、この死海文章が発見されたのがイスラエルの建国の1948年の翌年だという事もいろいろなロマンある都市伝説が紡がれているエネルギーになっているようにも思えてきます。
基本的には繁栄を謳歌する人類は大破壊による週末を迎えるという終末思想なのは聖書と似ている感じみたいです。
その滅び方というのが「滅びの矢」がそらから絶え間なく降り注ぎ地上の人や生き物が破壊される。そして人類の精神が徐々に狂っていき、水が干上がり、草木が枯れて、そしてさまざまな疫病に見舞われるというものらしいです。
そしてそうした終末厄災を迎えた人類に2人の救世主(メシア)が現れるそうです。
そして正しき行いをする人だけを救うのだそうです。
その2人はアロンとイスラエルのメシアと書かれているようです。
キリスト教ではこのメシアを2人から1人にしているようですね。
まぁ宗教というロジックからいうと、この先不安なことがあるから信じる者は救われるという教義は至極わかりやすいという事なのかもしれません。
旧約聖書、新約聖書と聖書にもいろいろなバージョンがありますが、現代の聖書の形になるまで時代時代の環境や教会の都合に合わせて少しずつ内容が改変されていったというのもうなずけますね。
【宗教結社の戒律規定】
「死海文章」を制作した宗教団体内での規定や終末時の地獄模様が記されているようです。
2人のメシア(アロンのメシアとイスラエルのメシア)もここに記載されているのだとか。
【感謝の紙片】
20の詩篇で構成される壮大な規模の破局を描いた壮大な叙事詩で、未来の人類の破滅の様子が克明に描写されているそうです。
【光の子と闇の子の戦い(戦いの書)】
「光の子」と「闇の子」の2派による戦いが記されているようです。
【ハバクク書注釈】
旧約聖書にあるハバクショの注釈という形をとっていると言われる預言書。ただしどっちら注釈で、どっちがオリジナルなのかは賛否があるかもしれません。
【外典創世記】
ヘブライ語の方言でもあるアラム語で書かれいるそうです。旧約聖書の創世記にあたる物語が綴られているそうです。
【モーセの言葉】
神がモーセに啓示した言葉からモーセがイスラエルの全会派の人に語った決別の言葉が紡がれているそうです。
【奥義の書】
”秘密”だとか”奥義”を意味する単語が沢山出てくることはわかっているようですが、難解な文章なのか謎が多いとされる文章。そんなことから「奥義の黙示録」とも言われるようです。
2017年に60年ぶりにあらなた死海文章が眠る洞窟が発見されたみたいです。
『死海文書が眠る洞窟、新たに発見 60年ぶり』
死海文章には、ユダヤの新名国が建国してから70年後に終末が訪れるようなことが暗示されているようですがイスラエル建国から数えて2018年だ!と言っている人もいるみたいです。このタイミングで死海文章が新たに眠る洞窟が発見されたということですが、そこに眠っていた文章に何が綴られてるのかワクワクしちゃいますよね。
聖書ってもともとはヘブライ語でかかれていて、後にギリシャ語、そして中世にわたっては宗教大学なんかができて一部の特権階級的な聖職者のみで教えを独占するためにラテン語で翻訳されて、宗教のことを学びたいのならばラテン語を勉強しないとだめだよ!
ということになっていたみたいです。
ウィルクリフがそんな聖書を英訳して、一般庶民でも読み書きができる人ならばキリストの教えが読めるようになったのは活気的な事だとも言われていたと思います。
まぁでも手書きによる写本が一般的だった中世以前は本というのは超貴重なものだったりしたわけで、英訳されたとしても広く一般の人たちが見れた訳じゃぁないんですよね。
教会にいって、壁に描かれた今でいう四コマ漫画みたいな宗教画をみながらなんとなく聖書の内容ってこんな感じなのね!と感じていた程度だと思います。
そんなかグーテンベルクが活版印刷なんかを発明して広く聖書が世の人の目に触れるようになって宗教改革がされたり、宗教革命がおきたりと歴史を経る中でいろいろとこれはヤバいでしょってヤツはラテン語当時の聖書から大分改変されていてもおかしくないですね。
そういう意味では死海文書の写しってオリジナルなキリスト教のエピソードだたかそのエピソードが暗示する教えだとか予言だとかが乗っていてもおかしくないわけです。
死海文章がなかなか公開されなかったのも、ケネディの文章ではないですが、いろいろな不確定な要素をおおっぴらにしていろいろな人に変に解釈されても・・・・って思った学者さんがきちんと内容を翻訳して理解しないと!という事情なんかがリアルなところかもしれません。
でもベールに包まれた物って人は興味を持つもの。今後簡単に普通の人でも理解できりょうに説明・要約された死海文章の全容が分かると面白そうです♪
てきとう: 死海文章というとエヴァンゲリオンではゼーレがイルミナティとかフリーメーションのオマージュで使徒が終末予言を具現化する使徒みたいなそんなことも言われていますが、読み物・物語としてはそれは壮大な叙事詩としてだれもが関心を引く対策なんだろうなぁと想像してみたくなりますね。
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