ラノベやアニメなんかによくあるパターンで目立たない主人公がなんらかの切っ掛けで、もしくは切っ掛けさえもなく『あまり交友の無い異性』から話しかけられて参加したく無いようなトークやコミュニケーションに巻き込まれてながら最終的にはいいように丸め込まれてしまったり・・するシーンって見た頃ありませんか?なんかこう読んでいる側も見ている側も程よい緊張感からドキドキして次の展開がどうなるのかどんどんと読み進めてしまったりする現象についてその心理って何?について考えてみました。
要するに「駆け引き」するという事は、
・相手の心を読みながら相手の真意は何か?
・こちらに求めている者はなにか?
・それの対価は?
・どこまで譲歩するつもりか?
・こちらにとって特なの?
って要素をリアルタイムに頭を回転させながら取引内容の真意を探って受け答えしなけれならいと言う事。
まぁ相当緊張する訳ですが・・(というか緊張しますよねぇー)
「ゲーム理論」という理論にもありますが、駆け引きにはさまざまなタイプがあるのも事実。いずれにしてもそれによって得られるものを最大にしようという利得最大化の意思が働くものだと言えます。
事前に相手の情報を知っているか、否かで大分駆け引きゲームは変わるでしょうし、攻略難易度は高くなるわけですね。
例えば、ラノベやアニメなどで良くあるパターンとして、普段交友の内ような完璧少女風な美少女から突然、かまわれて、部活に加入されたり、生徒会に勧誘されたりするケースがこの駆け引き型トークに該当する感じでしょうか。『入部、入会という目的』を引き出すために、ヒロインや登場人物はやる気の内主人公は攻めまくるわけですね。逆のパターンでちょっと癖のある完ぺきイケメンから声掛けも同じことが成り立つと言えます。
少女(や少年)の事を噂や風評でしか知らない(事前情報)のない声を駆けれた男の子(や女の子)は、(彼)彼女の一挙手一投足から彼女パーソナリティーを無意識に分析し、言葉の節々から真意や本音(利用しようとしているだけでなんのメリットもないだとか、単に本当に困っているだけだとか)を把握して、どう受け答えすべきか瞬時に無意識の内に思考を廻らすことになります。
こいうシーンを躍動感ある文章でテンポよく書かれて至り、映像や音声などで表現されていると次の展開がどうなるのか、オチがどうなるかそのやりとりを見ていてドキドキするおうな程よい緊張感を読み手、視聴者側も感じるようになるのではないでしょうか?
タイトルで書いた
『あまり交友の無い美少女(美男子)から駆け引き的なトークシーンがドキドキする真理って何?』
→『事前情報があまりない対象とゲームで争うのってやっぱ緊張する・・』
と言い換えると分かり易くなりますね。
事前情報が少ない、あまり良く知らない未知の相手とゲームで勝敗を決めるというは誰でも緊張することですよねぇ。
少ない情報の中で、仕掛けられたゲームに負けないように試行錯誤しなければならないという「緊張感」がそのやりとりに生まれるからこそ、見ている側、読んでいる側もドキドキしていまう・・。
そういう事だと思います。
そんなやりとりを上手に描いているような文章やシーンがちゃんとしている作品は読んでいて、見ていてテンポもいい感じでドキドキ、ワクワクしながら次の展開がどうなるのか、目が離せないような作品になるのも分かるような感じがしますが、これは白熱するゲームバトルが面白いというやじうま心理が働くからなのかもしれません。
しろ: 恋人同士でなんかでも倦怠期を回避するために、程よい緊張感というヤツを駆け引き的なトークをたまーにするのは効果的かもしれませんねー。
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