海外ではISPが利用履歴データを事前承諾なしで企業に売れるようになる法案が今作られているそうですが、このISP(インターネットサービスプロバイダ)というインターネット接続サービスを提供している事業者が把握しているデータが利用者の事前承認なしにビジネスに活用されるようになるかもしれないと海外では騒然となっているみたいです。とは言ってもスマートフォン、パソコン含め毎日インタネットを使っている人が殆どだと思います。
まぁこんな話をすると、ブラウザでどこどこのサイトをみたとかそういう情報ってどうなっているのか?ちょっと気になる人も出てくるのはないでしょうか?
iPhoneのサファリやPCのブラウザによくあるプライバシーモードってどこまでプライバシーを保持しくれるのか?だとかそうい基本的な事を今日は記事にまとめてみましたので参考にしてみてはいかがでしょう?
これまでISP側が利用者のブラウザ履歴、アプリケーション利用履歴、その他のアクセスログデータなどを企業や広告会社に販売または共有する際には事前に利用者の同意を得ることが義務図けられていたみたいですが、新しい法案では、これが必要なくなるという内容になっているみたいです。
この法文では、政府が民間企業であるISPに介入すべきではないという感じのことが描かれているみたいです。
トランプ大統領がこの法案にサインすると、ISPは利用者の事前許諾をとるような面倒な手続きをしないで、ブラウザ閲覧履歴データをはじめ、インターネット通信で残る履歴データを広告業者なんかに販売できたりするようになるみたいです。
って思う人に向けにちょっと分かり易く説明すると、IPSというのはインターネットサービスプロバイダーといって、インターネットへつながるゲートウェイ(高速道路を管理する業者みたいな)事業者ということになります。
インターネットというと、IPアドレスと呼ばれる住所にあたる記号やドメインと呼ばれる人間も覚えやすいようにしたこれまた住所なんかを指定して、ホームページを見みいったり、その住所の中のページだとか、プログラムのIDなどを指定して動画を見たり、ショッピングしたり、そんなデータがやり取りされるわけですね。
実はブラウザだけでなく、たとえば、スマホとかパソコンとかに入っているアプリもインターネットを使って通信しています。
例えば、アプリケーションのログなど。
起動履歴だとかエラー履歴だとか、プログラムを正常に動かすために必要なデータだとか、プログラムが使うライブラリだとかサービスなんかの通信データなんかが、サービスやアプリケーションを提供する企業へインターネットを返して意識しないうちに通信されたりいしているんですね。
ようはISPってこういう通信が通るゲート(門)を提供している会社なんですね。
ということは、
1.どこに通信している(住所)
2.いつ通信した?
3.どんな端末で?(マックアドレスだとかUAだとか)
4.どのページ、ファイル、どのアプリケーションを利用した、
5.どんな内容のデータやコンテンツをみたの?
ってことが時系列でログとして残ってしまう訳です。
みなさんもGoogleだとかYahoo!だとか、LineだとかFacebookだとか、AamazonだとかRakuten、電子木書籍サイトだとか・・・スマホアプリだとか、インタネットに接続していろいろなサービスを使っているんですね。
ということは、すべてのインターネット上での体験データを補足できちゃうわけです。
これって言ってみれば最強のビッグデータとなる訳ですね。
最近インターネットの通信はすべて暗号化されるべきだ!ということで、ほぼSSLでの通信が主流になっているようですが、実は暗号化されるのは上でいうところの5番「どんな内容のデータやコンテンツをみたの?」というデータの中身だけが暗号化されることになるわけです。
とういことでISP側ならば1から4についてはログとしてきちんと履歴が残るわけですね。
まぁどんな中身のコンテンツをというところは隠すことが出来る感じ。
それ以外は業者に販売席ちゃうようになるわけですね。
まぁいずれにしても、コンテンツ中身までは流石に・・ということで、プライバシーモードは使った方がいいのは確かでしょうね。
と思ったりするのですが、ログインしたりそういうのがいちいち面倒臭くなりそうですね。
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