「人は一人では生きていけない」と言いますが、これはある意味的を得ている言葉だと思う人は多いはず。科学文明が発達する以前であれば、か弱い人類は、群れを成すことで、獲物を集団で仕留めたり、子育てを分業したりしながら協力しあうことで生き延びる確率を高めることが出来んだろうなぁとういのはなんとなくですが想像できます。
人は一人では生きてはいけない」という言葉の裏側には、複雑なコムニケ―ションができる人間だから他人と協力できるという事を示唆しているのかもしれませんね。
今、日本では、20代、30代の未婚率が50%近くまで上がってきているみたいですが、この事実を知っていたでしょうか? 下のグラフは2012年までのデータですが、これまでのグラフを動きをみていると毎年じわりじわりと上がってきているので、今6割近くに達しているかもしれません。
多分ですが、このインターネットといのはパソコンではなくて、最近はスマートフォンになってきているんでしょうねぇ。ということはかるーく想像できちゃう感じなのですが、おそらくそんな感じということで想定しちゃいます。
で、そのモバイルのコンテンツというかエンタメ産業の数字は年々上り調子な具合に伸びています。グラフを見るとモバイルコマースの割合が高いですが、まぁこれは、スマホでできることが多くなったということで、ブルーの部分の数字に注目です。
冒頭でちらっと述べましたが、「人は一人では生きてはいけない」というのは、本来であれば、進化の過程で生命存続のために、人という種族の特性を生かして自然の驚異に対応するという感じだったような感じにも思いますが、豊かになって命の危険がなくなってくると、どちらかというと精神的な面で「一人だとやりがいがない・・」だとか、「一人だと寂しい・・楽しいことも一人だとむなしい・・・」だとかそういうニュアンスも含まれてきているかもしれません。
ただ、スマートフォンや、インターネット経由でほぼ無料に近い形で提供されるさまざまなコンテンツやエンターテイメントサービスなんかがここ数年のうちに爆発していますが、わざわざ書店にいかなくとも小説や本やコミックがよめちゃいますし、ひまだなぁーと思ったら無料ゲームアプリをダウンロードして、あっという間に数時間たっちゃたりするする訳です。
今、ちょっとした空き時間でも、スマートフォンをタップすれば、ゲームができたり、ニュースが見れたり、ラノベが読めたり、漫画が読めたり、ゲームができたりしちゃうんですが、そういえば、通勤通学の電車・バスの中、ビルの大きなエレベーターの中から、トイレの中まで、スマホの画面を「じー」と眺めている人が多くなっている感がしませんか?
まぁ人によっては、LINEとかで友達とニヤニヤやりとりしているのかもしれませえんが、「じー」と画面をみるということから、何ら頭のコンテンツを見ているもしくは消費しているというのはあながち間違っていないかもしれません。
ちょっとした隙間時間が「一人ボッチの時間」の時間としてコンテンツを消費する場になっていると言えるかもしれません。
ということで、スマホの普及によって「ボッチ」時間が増えると、エンタメ産業の売上が上がるというお話しでした。
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