ご都合主義とは、立場や主張に一貫性がない事や、その場で都合良く態度を変える事を指すそうです。そして単純に自分に都合のいいようにしか行動しない人のことも言うようです。
よく書評なんかで、「この作品にはご都合主義のところが多くて・・」みたいな表現を目にすることがあるかもしれませんが、このコメントが際している事というと..
物語の伏線もないまま、「後付けや矛盾した設定」「強引で唐突な展開」が作品の所々に見られてめちゃくちゃだー。的な評価をしてますよという事なんだと思います。
物語やストーリーというものには因果関係あって、人が行動したり、特定の思いを抱くにいたった経緯や事象というものが存在するはずで、そんな因果関係が枝木としていろいろな可能性が読める中で、物語が意外な結末を迎えるだとか、思った通りの結末だっただとか、最初から最後までストーリーを読んで得られた気持ちよさについて評価されるときに言われることが多いような感じがしなくもないです。
それに比べて、最近の異世界ファンタジー小説などは、
「偶然や奇跡の乱発」
「主人公補正(主人公に有利に事が運ぶ)」
みたいな、伏線だとか、因果関係だとかを無視しまくった作品が受けてい足りもする訳ですが・・
逆に、従来からあるお話の流れちょっとゆがめて、奇跡やご都合主義的な稚拙な展開があると逆に面白く思えることもあるんですね。
あまりにも合理性や設定に拘りすぎると面白く無くなるともとおある有名な作家さなんが過去に言ってたそうですが...
ソラマメ: そもそも魔法とか超能力って時点で現代科学の合理性だとか設定と大幅にかけ離れた奇跡みたいなものだったりするけど・・これもご都合主義っていってみるとその範疇にはいるのかな?
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