一般的に人が頬杖をつくのって退屈だったり、居心地が悪い時だとか..どちらかというと興味関心が無い..、つまんなーいー..。という状態のことを連想する人が多い思いますが、実はそれだけじゃないみたいです。
まぁこれは実際のシチュエーションを見てみれば誰でも分かると思いますが、女の子が憧れの人の話を聞くときなんかも両手で頬杖をつくでしょうし、親友や知人のまじめな話を聞くときも少し前のめりがちに頬杖をつくこともあるでしょうし、人で妄想に耽っている時も頬杖をつくことってありますよね。
どうやら頬杖には3種類ぐらいのパターンがありそうな感じです。
1.関心がなくて、暇だと思い、やる気がない時につく頬杖
2.真剣に集中してのめり込んで相手の話を聞くような時の前かがみ気味な頬杖
3.自己妄想に浸っり、いろいろ想像している時につく頬杖
こんな感じでしょうか?
1.は「脳が考えるのが面倒・・みたいなそんな状態」だと言えますが、こんな時につく頬杖は身体的な緊張を解いて、休眠状態に置くために、頭をささえて休むみたいなそんな感じ。
2.は「脳が集中しよう!という状態」だと言えますが、これは、顔(脳)を固定することで、気が散らないように物理的なポーズをとるような感じ。ちょうど場所を引く馬の目に黒い覆いを付けるみたいなのと同じような効果の頬杖のようにも見えますね。
3.は「脳が自分の都合のいい想像を普段使わない回路を使って..みたいな状態」だと言えますが、これは「暇・退屈」の時とは違って、緊張した日常の状態からあえて、顔や頭(脳)を固定しながら体をリラックスさせることで、妄想や夢想に脳が勝手に浸れるのを手助けする物理的なポーズなのかもしれません。
とちょっと考えてみると、頬杖にも、TPOに合わせていろいろな頬杖ってあるとは思いませんか?
ますず: 「彼女や彼氏が頬杖を突き出したらどうする!」みたいな診断なんかも良く目にしますが、時と場合によって一概に「頬杖をついているAさんは今●●。」とは言えないかもしれないー。というお話しでした。
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