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大江戸ブラックスミス（鍛冶屋）

「夕霧でございます。アナタ初めてね。どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)＞」..と吉原の遊女に言われてしますと殿方ならもうそれだけで緊張と遊郭の気品あるれる高揚感にゲームすすめるモチベーションは上がるというものなのでしょうね。

posted by ますず 投票数 ★ 票 1 票 0

嬢郭（じょうかく）のヒロインと愛を深める大人のRPGゲーム

フリーミアムゲームのいいのですが、ちゃーんと数千円お金を払って購入した方が然り楽しめるのですよ。

ギャルゲーというのはこういうのを言うのですが、各キャラの設定・ストーリーの奥深さから、ファンタジーモノフレームワークをしっかりと踏襲したガチャなんかを回すためだけに作られたのとは違うゲームシステムがやっぱりいいのです。

世界観とストーリー

主人公は不夜城の街「丹楼夜」に余命1年の男が小さな工房を構えるというもの。男は小物や小刀を作りながら、残りの日々を暮しているのですが、ふとしたきっかけで遊郭へいくことになるのです。乗り気はしない主人公が連れられてきた嬢郭（じょうかく）。その狂宴の地で残された命を燃やす運命と出会う。

奥深いプロット

嬢郭（じょうかく）というのは、遊郭（ゆうかく）と言われてもいますが、日本では江戸時代、吉原を代表とするようなこうした遊郭街があったのです。今でいう○○みたいなのとは違い、そこはディズニーランドのような豪華なテーマパークのようなところだったのです。遊女は最新のファッションを着飾り、アイドルのような存在だったのですが、卑しい目的をもった殿方だけでなく、人気のアトラクションを見るように一般の人も立ち入ることがあるような街だったのですね。しかし、その遊女。表向きは豪華で誰からも憧れる存在である彼女たちにはたいてい、往々にして、過去に深ーい事情とかヒストリーがあるものなのです。なぜば、興味本位で、基本的に殿方に奉仕するというお仕事に就くことは普通はないというのが当たり前だからです。

人物

清花（きよはな）

天然系にカワイイキャラの設定。しかし、彼女は不治の病を抱えているような感じで、普段の天然おっちょこちょいな見た目や振る舞いとは違う、深ーい事情を抱えているのでした。

CV千葉　泉

夕霧（ゆうぎり）

実は鍛冶屋の師匠の娘。主人公は幼い自分の夕霧と一度あっているのですが、師匠は当の昔に死んでいたのでした。自分の恩師の娘がこんなに！きれいに育ったと思いつつも、師匠の御恩に報いるべく、素性を隠し夕霧を”引き取る”ためにと。。決意する鍛冶屋であったが、そんな夕霧が主人公が鍛冶やであることを知って発した言葉は。。「！」

CV:伊藤静

朝香（あさか）

ちょっとかるーい感じのキャラなのですが、いろいろな訳アリなのです。というか、家族のため、人のために、あえて、ふるまっている彼女は背負いながら苦労しているのでした。みたな設定ですね。

声：辻静香

単なるギャルゲーなんかじゃないのです。

これぞ、本来のRPGというシステムはゲームを楽しむというゲーム本来の目的を十分達成できるものなのです。

鍛冶屋である主人公は、鋳物を作るためには、素材を手に入れなければならいのですが、そこは勿論ダンジョンへ素材取りに出かけるのです。当然職業は鍛冶屋さんなので、用心棒キャラを雇い入れ、採掘するのですが、ボス魔物とかを撃退するとレアな鋼とか素材とかが手に入れられるのです。この辺りは、ファンタジーな冒険者でAクラス魔物を倒して、その魔物をレアな武器素材として売りさばくようなアレと似ていてすんなりハマれる流れなのです。

クエストの戦いも、専用コンソールで動く買い切りゲームだけあってちゃーんと、魔物の属性とか、ターンが来た時にどういう攻撃をするかなど選択して戦略的にたたくことができる点はやっぱりこれですわね！と感じてしまうのですが、これが本来ゲームというべきものだと思いますが、どうでしょう。

このゲームはPlayStationVista向けのゲームで5980円（税込6458円）なのですがやはりスマートフォンのタップだけするゲームとは違い、ダンジョンでの魔物のバトルも、どんな攻撃をするか選ぶことができたり、鍛冶屋である主人公が素材をゲットするダンジョンの探索とか魔物との戦いとか、城下町でのイベントとか見てみると、スマホの無料といいながら、楽しもうとするとそれなりのお金を要求されるゲームに比べるとはやりその差は歴然としていることは言うまでもありませんね。