企業で本当に稼いでいる人って2割もいないというのは誰もが知る説ですね。「働かざる者食うべからず」といいますが、社会って8割の人は仕事をするフリをしてるらしいといのがだんだんバレてきた感じみたいですが・・・フィンランドではこの記事にあるよに、「働かなくても食える」壮大な実験をしようとしているそうです。
確かその昔イギリスでは「揺り籠から墓場まで」という手厚い社会福祉制作をとっていた時代があったそうですが、皆さんもご存じのフィンランドでは、高い税率の元、学費も医療費もタダ。年金でも十分暮らせるという福祉国家として知られていますね。
まぁ人口が小さいからという嫉妬な言い訳もよくききますが、ブラック企業みたいな下層レイヤーをつくらなくてもそれなりにやっていける資源と技術を引き入れる土台があるということですね。
そのフィンランドで「ベーシックインカム」という壮大な実験が行われるみたいです。
今フィンランドでは、福祉政策においける次世代の枠組みをいろいろ検討しているようですね。下の英文にもあるとり、技術進歩による単純労働の減少とか、働くという概念これから変わる!とかそういうことはあえて語られていないようですが、いずれの原因であるにしろ、失業して仕事がないとか、社会的な貧困層と、お金持ち層の格差がひろがることで、実体経済としては乗数効果がはたらなくなるという考え方のもと、ならばそれなりに高い税金で全体から資金をとっているんだったら、くばっちゃえばいいじゃん・・・という発想みたいです。
the basic income experiment is said to aim to reduce bureaucracy, to unravel disincentives and to decrease poverty in society. Government documents do not mention changes in the structure of work and income, nor do they offer comments on looming technology-induced unemployment. Hence, basic income is seen as an additional element to the Finnish universal social security system. Elsewhere, basic income has been envisioned as a solution for rising inequality, exacerbated by the explosion of robotics and the automatisation of routine work. Top politicians in Finland, however, have not explicitly made these connections.
まぁ、お金をもらえれば、スーパーでちょっとばかし多めにかったり、外食を月1回ぐらいしてみたり、洋服もちょっと買ってみようかなぁと思ってみたり・・・
もしくは、支出を少し節約して貯金して勉強しようかなぁ・・とかもっと楽したいから投資しようかなぁ・・とか思ったりするかもしれないという感じでしょうか・・・
日本でもベーシックインカムとかいって子供がいる家庭に1万とかけち臭いこといって、結局だめになったりしたことがあるみたいだけど、まぁこの辺りは、ラノベとかに出てくる貴族とか官僚の既得権益予算が削減される系のなんとかみたいなヤツでおじゃんになったのかもしれない感じもしないでもないですが・・
でも、日本って国家予算100兆円ちかくあるとおもったけど、その半分以上が国債とかの利回りとか償還に使われているらしいけど・・公共事業とかきれいなビルとか・・・どこに消えていったんだろう・・・
って思うけど、オリンピックなんかも当初の事業計画から7倍ちかくも大きくなる予算になるとか、普通の会社ならつぶれるでしょっ!っていう大盤振る舞いが兆単位で加算されてるみたいだけど、ならば、フィンランドみたいにお金を配ってもらった方がうれしかったりするようにおもったりするのだけどどうなんでしょう?
ちなみにフィンランドでは、ランダムに選ばれた3000人ぐらいに日本円で毎月6万円強い支給するという実験を2017年から2018年まで1年やるみたいですね。
と!思ったらもっと上がいた!
スイスでは、毎月30万円くばる実験しようぜ!って国民投票かけるらしい・・
Swiss voters have overwhelmingly rejected a proposal to introduce a guaranteed basic income for all.
Final results from Sunday's referendum showed that nearly 77% opposed the plan, with only 23% backing it.
でも、77%が反対、23%が賛成という結果だったらしいですね。
The supporters had also argued that since work was increasingly automated, fewer jobs were available for workers.
スイスで月30万円のベーシックインカムに賛成した人は、仕事がオートメーション化されるなかで肉体労働も、今後頭脳労働もいらなくなるでしょ!でも企業は今まで以上の利益をあげるんだからそれを分配するのが筋だろうがっ!
といううんちくで賛成したのだとか・・。
でも賛成した77%も、10年後に同じように賛成するかは神のみぞ知るという感じでそうか?
「今いろいろ言われてるポスト資本市主義って、古代ギリシャを憧れる人が抱く現代の思想な感じがする・・資本主義の終焉、で?終わるとどうなるの?」
にも紹介しましたが、ポスト資本主義とか、金融システムの破たんとか・・こういう設定とかでいろいろな物語とか映画とか作られたら面白いかもしれませんね。
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