著者:青葉 優一 (著)
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫
この作品を一言でいうならば、恋愛関係にあったと思っていてお本当は違っていたみたいな、恋人同士が引き合う力学をSFチックに紐解いていくような作品という感じでしょうか。
この作品は男性の場合は、謎めいた女性の心ってこんな感じ?という観点で読むといいでしょうし、女性でしたら、因果関係に根差した論理的な恋よりも、胸で感じる直観的な運命という感じの感覚に共感を覚えるような観点で読んでもいいかもしれません。
恋人同士の感情やフィーリングなんかをロジックではない巡りめく世界の法則の中の”運命”という至極直観的でどうにもならない力学なんかにあてつけてる感じのところがミステリアスで面白いかもしれません。
繰り返されるタイムリープの果てに、きみの瞳に映る人は (メディアワークス文庫)
発売日:2017/4/25
あらすじ(Amazonより):
彼女が幸せになるまで、俺は何度でも時を超える
「あなたは運命の人じゃなかった」。順風満帆かと思われた慶介と亜子の関係。しかしある日の海辺の喫茶店で亜子は突然に別れを告げた。驚きと悲しみに打ちひしがれた慶介に、しかしタイムリープというチャンスが与えられる。別れの際に告げられた、その原因となった行動や欠点を改め、克服していく慶介だが、その先に待つのは幸せか、それとも――。繰り返されるタイムリープの果てに、慶介と亜子、二人がついに辿り着く真相と結末とは?
ますず: 現在ラブラブな彼氏がいるという女の子はこの本を彼にプレゼントしてみるといいかもしれません。安心しきっている男の子がこの本を読むと末永く気遣いしてくれる理想の彼氏でいてくれる期間が延長できるかもしれません。
戻る
表紙の絵は異世界ファンタジーっぽく見える作品ですが、バリバリの近未来SF作品というのが面白いです。多くの人がプ...
スマートフォンやスマートウォッチみたいな電子デバイスを常に見るような時代になったと言える今。言葉の意味や、そう...
この作品を一言でいうならば、恋愛関係にあったと思っていてお本当は違っていたみたいな、恋人同士が引き合う力学をS...
何の所縁もない全然タイプの違う2人の高校生の男女が、タイムループを通して思いがけず出会うという王道青春モノ。男...
SF , ラノベ・原作 , 更新情報 , 青春・恋愛・ラブストーリー
不安を覚え始める10代から成長する少女が体験した不思議な未来視体験。よくありがちなモチーフなのです。父親がいな...
物語の世界は現代風な架空の世界。戦後日本が東西に分けられているという世界観です。政治家や軍人という大人の事情に...