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世界のまんなかで笑うキミへ(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:相沢ちせ (著)
イラスト:はるこ
出版社:スターツ出版文庫

病弱な少年が出会った絵の好きな少女。そんな少女が主人公の作品です。彼女はデッサン力、表現力ともに才能をもった言ってみれば絵を描く才能をもった持ち主。ただ、そんな彼女は「何にを伝えるために絵を描くのか、そして誰に?伝えようとしていたのか」そんな事が分からなくなっていてスランプに陥っていってしまいます。

そんな少女が描いた海にたたずむ少年の絵を通して親密になっていくクラスでも人気のイケメン少年、颯(ソウ)。実は彼にはファンタジックな秘密があって・・主人公の少女は、3年前に病弱で入院していた少年と会っていたんですね。

病室しか知らず、外の世界の事を彼女の各絵で教えてくれた少女は、まさに彼にとっては世界の中心だったわけで、そんな少女に思いを寄せる彼は、奇跡を利用して少女と同じ高校に通っている。でも本当の彼は病室で眠り続けているという切ないお話し。

颯(ソウ)という少年は人気者でイケメンで、ヒロインの少女はそんな少年に自分が不釣り合いだと気を使いながら、でもなぜかその少年を見ていると自分の中で消えてしまった何かがあるような違和感を感じます。

そんな少年を描くことを決めた少女と、病室で眠っているハズの少年と彼女が描く絵によって奇跡は起こされるのか?

そんな2人の心が交わりながら成長していくカタルシスみたいなものにちょっと切ないながらも感動できる青春ラブストーリーものだと思います。

 

 

絵を描く才能に恵まれた少が失った記憶と少年に伝えたい思いとがファンタジックな軌跡の元に交差するちょっと切ない青春ラブストーリー

世界のまんなかで笑うキミへ:

世界のまんなかで笑うキミへ (スターツ出版文庫)
発売日:2017/5/27

あらすじ(Amazonより):高2の美術部員・理央は、絵画コンクールで賞を逃して以来、スランプに陥っていた。ある日、学年の人気者・颯の存在を知り、二人は絵を通して距離を縮める。颯がもうすぐ転校することを知った理央は、彼がここにいたことを残すため、彼のいる風景を描いていくが、一向に抜けないスランプと、颯といることで度々抱く違和感に悩む。そんな折、ふと、颯と数年前に会っていた記憶が甦って―。颯の本当の姿とは…。秘密が明らかになるラストは感涙必至!

 

くろ: 病弱で、病室しかしらない少年が、奇跡の力を使ってスランプに悩む少女の前に現れる。ある意味、白馬の王子様って感じですが、高校の美術部でどちらかたというとリア充でなくて、目立たないスランプに陥っている少女の真の才能と、生きるというこの世界で大切にしたい何かを思い出させてくれるある、彼女を想うその切実な思いに女性が読んだら母性をくすぐられるというか、そんな少年との甘酸っぱい幻想的な恋心ってどこか憧れてしまう何かがある感じがしますよね。

posted by くろ 投票 7 0


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