多くの人はショパンと言われても「ぴーん」とこないかもしれませんが、クラシックを聴く機会って今実はなくなっているような気がします。ベートーベン、リスト、モーツァルトなどなど、エチュードから難しい楽曲そして「聞いたことある」というクラシックな楽曲がこの作品の中でヒロイン、主人公が演奏します。普通にヘッドホンで音楽だけ聞くのとちがって、それを演奏する奏者がどんな気持ちで音楽に向き合っているのかよーく分かる作品です。ポイントは、10代前半の少年・少女を通して音楽の良さが分かるというのがいいところ。
登場人物は、中学生世代ですが、バイオリンやピアノをやっている人であれば、かなり高度な演奏をできるようになっている年齢ですね。
単に音符通りに引けるというだけでなく、作曲家が作った楽曲を自分流に・・という思いが出てきてもいい年頃。
しかし、受験と同じように減点方式で競い合うコンクールはどちらかというと音符通りに演奏した方がいい得点がとれるという点が本作がついてきている点ですね。
あどけなさが残る少年・少女がこと演奏となると、大人でも手に汗にぎる迫真の演奏を披露するところが見どころ
エヘッ_(._.)_、
どりゃぁああああ
という部分をみているとティーン前半というまだあどけなさが残っているところがほほえましい限りですね。
芸術には悲劇がつきもの!?
まだ10代前半の主人公と悲劇な展開へと流れていくヒロイン。
ちょっと背伸びをしたようなそれでいて、音楽の世界では年齢は関係ない(逆をいうと、10代でも大人並みの苦しいレッスンをこなして・・)大舞台で演奏する緊張感とコンクールを勝ち上がる的なコンペティティブナ展開が面白く楽しめると思います。
ピアノの繊細な指さばきは、CGを上手に併用しとる。STEINWAYのロゴも正式なメーカーロゴじゃな。こっちはちゃんと許諾とをとったんだろう。おちゃらけたアニメじゃとNGくらうだろうから、演奏シーンは迫力満点の作画となっているのうぅ。最後のエンディングロールをみるとちゃーんと設定協力「スタインウェイ・ジャン」と入っいます。
街の舞台は、杉並区立中瀬中学校とあるな。エンディングの橋のシーンとかは、善福寺川周辺のシーンじゃと思うな。実はわしは、小さい頃、荻窪に住んでいて、なんかこのアニメ見て懐かしい感じがしたのじゃが。。なるほどうぅとエンディングロールをみて思わずおもってしまったのですが、公園の雰囲気とかは、和田堀公園とかの雰囲気がなんとなく感じられたゾ。という作品。
というのは、そういうオ○カーのJKプロモPVのようなPV見て、ワシもちょっとこういう作品は疲れそう。。と思ったのじゃからなぁ。。でもちょっとしたきっかけで見てみたら、ちゃーんと骨のあるお話じゃったのじゃ。というよりも杉並時代の懐かしい雰囲気がしっくりきたのかもしれません。
てきとう: この作品は大人が見ても十分見ごたえのある作品だと思います。小学生ぐらいの子が見たら、多分だけど・・ピアノを習いたくなるはずですよ!
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