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四月は君のウソ第10話

「きみは、この曲をどう弾きたい?」「君がいいの(`;ω;´)」..ってかおりちゃんはいっていましたが。。有馬公正君は、いままでお母さんのためにひいていたのですね。だから叩いても叩いても自分のピアノの音が聞こえなくなってしまっていたのですー。しかし、ここまで8話、9話とちょっと引きづりすぎな感じが。。。

 

 

公正君の「自律」の物語「あなたの罰なのよヽ(`Д´)ノ」から解き放たれる公正君の思いがキュンキュンしてしまったのです(# ^ω^)

序盤のきらきら星から始まってショパンエチュード25-5まで「お母さん→かおりちゃん」=「お勉強」=「自律」みたいな..試練を乗り越える風な展開なのでした。

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神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術) に書かれている、人が好む(古来から鉄板で共感できると言われている)勇者の物語の伏線が見事に盛り込まれている作品なのでした。序盤のきらきら星変奏曲というのは、その昔フランスで流行していた小さな女の子がママに「おかぁさん!大好き。。」みたいな愛を述べるみたいな作品をモーツアルトが編曲したヤツなのだそうです。まぁ流行曲を取り入れて2次創作したみたいなヤツですね。こいうところに母親の面影を陰影しながら、公正君の心の中を支配していたお母さんのためにという真相心理をいつしかかおりちゃんが支配するようになるのです。

そして、かおりちゃんの伴奏者をした時の順番No14と同じ順番で公正くんの演奏がはじまるのですが、お母さんの面影がでてきて、演奏を中断しますが、こんどはお母さんの代わりに「かおりちゃん1人だけにとどけばいいや」ということに気付いてまた弾き始めるのです。

お母さんへの思いは結局とどかず、そのままお母さんが死んでしまったので、公正君には自分のピアノの音が聞こえなくなってしまっていたという展開ですが、まだ「一人の少女の為にとどけばいいや。。」という段階なので、届いているかどうか分かるまで、公正君は、お母さんの時に届かなかったような恐怖心は完全にはぬぐいきっていないという終わり方なのですねぇ。

まぁ、この辺りを、10話のはじめのところに持ってきている点などは、原作に忠実に、プロットを練っている点が素晴らしいとは思いますが、こいう仕掛けを入れ込む伏せんがあると、コアなファンが付きやすくなるのかもしれません。

ここで、言葉の勉強です。

モンテッソーリでもコアなコンセプトとして語られている「自律」とは。。

自分でやりたいことを選び、自分から何かをはじめるということなのですが、これは、誰かから押し付けられてそのためだけに動く人形から、心をもった人間になる!ということです。ということは、神話の法則で説かれている展開にまさに、少年期の成長は重ねることができるのですね。プロットとして。スポーツマンガや、こういう音楽系の競争マンガなどにはこうした要素が元来あるのです。こういうのに、思春期のまだ本人も気づかないような友情や、愛情表現、恋愛感情みたいなを味付けとして加えることで、登場人物や物語の展開プロットや味付けするエピソードなどいろいろ考えられそうですね。

Chopin op25 No.5について

chopin op25 No5については、ショパンが弟子にいった言葉から。。多分序盤は、雨やら風邪やらが吹いてきて、牧童が洞窟に避難するまでのシーンでしょうか。。そういう中で、普段牧童が羊とかを誘導するために使う笛で、実は美しい音色を時間をつぶすために奏でだすみたいな感じの曲なのだそうです。そして外では相変わらず雨、風が降っている中、牧童が奏でる美しい笛の音がなっているのでした。。みたいな感じですね。

本当のプロが弾くと本来は、こういう表現になるのですか。。。

全話からおさらいすると、この作品が、「恋に目覚める有馬公正君」というテーマ性がなんとなくわかった気になってしまうのです。

喫茶店で公正君が弾き始める。。
きらきら星変奏曲

かおりちゃんの伴奏をやることになった
ロンド・カプリチォーソ(デュオ演奏曲)

演奏会 相座 武士(あいざたけし)
「挑戦状的な、威嚇的な(まだまだお子様なの!みたいな)」

エチュード(練習曲)10-4:跳躍するオクターブの軽快な旋律を様々なフレージングや奏法で弾く。華やかで演奏効果は高い。

演奏会 井川絵美(いがわえみ)
「怒りと悲しさ(さみしさ)みたいな(ちょっと大人の女の子になったの!)みたいな」

エチュード(練習曲)21-11「木枯らし」:右手の急速な分散和音は、和音構成音と半音下降を巧みに組み合わせてあり、聞く者に異様な印象を与えることに成功している。

有馬公正くん
(武士くん、絵美ちゃん。。誰?というか、かおりちゃんだけに届けばいいやみたいな。。)

エチュード(練習曲)25-5「牧童の歌」:両手とも流れる分散和音だが、ポジションの移動は小さい。音の列の中から何重もの旋律を浮かび上がらせる練習。『エオリアン・ハープ』と名付けたのはシューマンと言われている。他にも「牧童」と言われることもあるのだそうです。ショパン自身は、エチュードというより詩であるといっているようですが、牧童が近づいてくる暴風雨を避けて洞窟に避難している。遠くで風邪や雨の音が吹くずさんでいる中、牧童が静かに笛をとって美しい旋律を吹いている。。そういうシーンを思い浮かべて演奏してみなさい!と弟子に話したことがあるそうですよ。

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あらすじ(Amazonより):月刊マガジン連載、珠玉の音楽コミック「四月は君の嘘」が、小説に! 母の死がきっかけで演奏中に自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった、有馬 公生。華やかなその経歴と、孤独に苦悩する姿を、漫画とは違う目線で描く。主要登場人物5人が語る、公生への思い。さらにくっきり浮かび上がる、公生像。 漫画では描かれなかったエピソードも掲載。「四月は君の嘘」の世界がますます深く、美しく広がっていく―。

原作よみたくなったのならこっちも見てみるといいのです。

-4月は君の嘘(コミック作品)- どこか懐かしい音が聞こえる作品なのだ

部長: ダメダメ設定の主人公が成長するというのは昔からた鉄板展開なのです

posted by 部長 投票 1 0


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