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サイコパス シーズンⅡのオチ

犯罪心理学とは奥深いものなのですが、このお話のオチは、結局のところ群衆サンプリングネットワークということになったようですが、このイデオロギーというかオチというか。。どんな感じなのかちょっと薀蓄を妄想してみたのです。

 

 

集合知による制御かぁ

シビラシステムでは、嫉妬や憎悪、ヤンデレとか平常心を揺さぶるパラメータ上昇を色化していたようですが。。

人の中には、犯罪自体が平常な人もいるわけなのですね。これはちょっと話が変わるのですが、生きるために狩りをするという行為は犯罪という認識を持っている人はおそらくいないでしょう。また、国によってその基準も異なるといえるのですが、例えばクジラやイルカを狩るという行為も国々文化や背景、歴史により捉え方が変わるのです。

cycopath-ending2.jpg

シビラシステムはいわばこいう異文化な多様性について察知することができなかったということなのでしょうが、結局のところ、マイノリティーな母体を取り込むべく、全委員参加型のネットワーク化ということがシビラの進む道というオチのようでした。

ただ、歴史を知る人は衆愚政治という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、群衆心理というのは、時に危険な暴走を起こすことも事実なのです。

cycopath-ending3.jpg

古代都市国家では、直接民主とか共和制とか封建制とか絶対王政とか、民主主義とか社会主義とか主義とからいろいろなイデオロギーがあったようですが、結局のところ、シビラシステムは民主的な方向に傾向するオチを結論づけつつ、民主主義の危険性についても語りつつ、ただし、それを信じるみたいな信念を信じるアカネさんというオチなのでした。

物語というのは、歴史や現実世界とあまりのも乖離しすぎていると読者や視聴者を置いてけぼりにしてしまうということがあるのですが、このアニメについては、これは勝手な想像ですが、こういう高度なイデオロギーに関するプロットを背景に、エグイ猟奇的な犯罪やアカネさんのお母さんがぁ!みたいな衝撃的でショッキングなセブンという映画にあったような結末もまじえながら、物語全体としては、きちんとしたイデオロギーを主張しているみたいな後味もなんとなく納得してもらうという策略がなんとなく見え隠れするみたいな感じの作品だったのです。

PS:これはあくまでも個人的な感想なのです。

部長: 民主主義の正義とその危険性というようなぁ。。イデオロギーとでもいいましょうかぁ。。

posted by 部長 投票 0 0


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