著者:三国 陣
イラスト:なかばやし 黎明
出版社:集英社スーパーダッシュ文庫
設定されたファンタジーの世界観において片田舎の神官の息子として生まれたクライブという少年。凡庸な日常を暮しながら、しかし彼にはちょっとした一般的な寒村に住む人たちとはちょっと違った知恵やセンスがあるようです。平凡な日常では生かすことができないものというのは壮大な戯曲の序章ではよくある流ですが、そんな彼は、ある日、生贄として賊から追われる少女を救うことで、凡庸な日常から冒険に旅立つのでした。。みたいな中世ヨーロッパ時代に流行ったような戯曲みたいな展開に期待するのです
王国から命からがら逃げる宝瞳の姫。これから始まる大きな大乱の足音。。普通であれば、住む世界の違うよお姫様と、寒村にくらす少年がこれから勇者になるべく旅立つような感じの流れ。。というか、これって指輪物語みたい..な匂いがしてしまうのですが、このお話場合は、ホビット族ではなく、人間種族のクライブという少年という点で、お姫様と勇者になる?少年との壮大な展開という王道ファンタジーな感じが素朴で私はすきな感じなのでした。まぁラブコメ要素満載な作品とか戦姫系なんかが最近多いのですが、こういうファンタジー系の作品でしたら10巻ぐらいまでは続けてほしいものです。
偽神戦記 首輪姫の戴冠 (集英社スーパーダッシュ文庫)
発売日:2014.04.25
あらすじ(Amazonより):五つの神と五つの魔法が花咲く大地―五弁花の大陸。寒村に生まれた少年クライヴは、優秀でありながら環境に恵まれずその能力を活かせずにいた。そんな彼の前に“竜鋼”の首輪をした謎の少女が現れる。“生贄”として敵に追われる彼女は、何か途方もない事情と覚悟を抱えているようで…。やがて二人を中心に、大陸を揺るがす激しい叛逆の焔が巻き起こる!
偽神戦記 2 雷火の帝国 (集英社スーパーダッシュ文庫)
発売日:2014.08.22
あらすじ(Amazonより):ゲイルペール峡谷を脱出したクライヴとソニアたちは、帝都サンアークへ。かの地で老皇帝ニコラス三世の力添えを得るも、直後に帝国は内乱へと突入!レノアール領に逃れたソニアたちだったが、そこにも戦渦が押し寄せて…。五つの神と五つの魔法が花咲く大地に戦乱が吹き荒れるとき、クライヴの才がその真価を発揮し始める。ソニアと共に歩む道は“理想郷”へと続くのか、それとも…。本格派戦記ファンタジー、激闘の第二幕!
部長: ある程度巻数がでるようなら空き時間にじっくりななめよみしたいかもです。
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