お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされて（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：佐伯さん
イラスト：はねこと、＆1その他
出版社：GA文庫

一般的にありえないことなが、ラノベや小説の世界では現実に実現してしまうんですね。そんなもしもこんなことが日常で起こりえたならばいいなぁ・・・というイチャラブな展開が期待どおりに楽しめる作品です。

物語の展開としては、家庭の事情で高校生で一人暮らしとなった主人公。たまたま住んでいるマンションの隣に、容姿端麗、才色兼備ないわゆる完璧美少女が住んでいるという設定。主人公は、読者目線で感情移入できる、「クラスではあまり目立たない普通の存在」なキャラ。

そんなクロスするはずのない2人が、たまたま雨降る日に少年が傘を美少女に課すことから物語が始まります。お決まりの少年が風邪をひいてしまって、隣の少女がたまたま放ってはおけないと看病してくれることからはじり、だらしない生活をしていた主人公をこれまた放っておけず、かゆいところに手が届くようなお世話や奉仕をしれちゃうんですね。

学校ですと、どこか他人同士でシールドを張り、程よい緊張感の中で、お互いをけん制し合うような小さな社会が存在するのですが、もろ地元というか、生活圏というか、完全プライベートゾーンで、学校ではお近づきにあることなどありえない美少女と、普通に平凡で、まるで老夫婦のようなやり取りをいつまにかするようになっている・・・クラスの友達からしたらリア充死んでしまえぐらいのイベントなるわけですが、鈍感系な主人公やヒロインがそうしたやり取りを通してやがて・・お互いの気持ちに気づいちゃうプロセスが楽しめる作品だと思います。

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カテゴリ , ラノベ･原作 , ラブコメ , 更新情報

一人暮らしの人なら誰もが妄想する甘ーいイベントを味わいまくりたい人におススメ

この小説はWeb詳説として世に出され、出版化された作品なのですが、そういう意味では、しがない日常の中で、ひょっとしてこんな恋が芽生えたりしたら・・とそのプロセスを楽しみたい人はそれなりに裏切らない作品かと思います。

ちにみにWeb版はこちらから楽しむことができます。Webで活字で読んで、世界観が気に入ったrあキャラ絵付きの文庫を購入して別の味わいをしてみるというのもいいですね。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされて

[まとめ買い] お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
発売日：2019/6/13

あらすじ(Amazonより):藤宮周の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。家族の繋がりに飢え、次第に心を開いて甘えるようになる真昼と、彼女からの好意に自信を持ちきれない周。素直でないながらも二人は少しずつ距離を縮めていく…「小説家になろう」で絶大な支持を集める、素っ気なくも可愛い隣人との甘く焦れったい恋の物語。

しろ：一人暮らしの友達に話を聞くと結構さみしくなることってあるだとか。仕事で忙しいと寝るだけみたいだけど、学生で一人暮らしの人ってやっぱこいういうの教官できちゃいますよね。

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