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今夜、世界からこの恋が消えても(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:一条 岬
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫

切なさとピュアな感動を味わうならば定番な設定といえる当作品。

ヒロインへの偽りの告白から始まり、条件付きで付き合うこととなった理由が、その後明らかになります。ヒロインはとある病でその日の記憶を忘れてしまうのですが・・・この作品のポイントは、はじめからそうした思い事実を前提に物語が展開されていくわけではく、はじめは普通の恋愛ものという形で入って行くところでしょうか・・

 

 

切なさと感動を味わいたい人にはおススメ

入り口は、主人公の少年がヒロインに偽りの告白をして条件つきで付き合うこととなる場面から、そしてその後そんな事実が判明することで、偽りの恋人関係を楽しむという短絡的な恋愛ごっこが変わって行きます。

1日だけ・・とか、この期間だけ・・・というはその短い時間にすべてを凝縮し、灯のように刹那に消えていったしまうもの。

恋愛というと日々の経験を積み上げて行くことで深まるものだと思いますが、ヒロインの病による1日だけという制約と一方主人公の記憶は積み上げれていく。

当然、主人公とヒロインとの間には積み重なる記憶と体験というギャップが生まれるわけで、ある意味、記憶が残る主人公の葛藤と、そのことを前提に、そのようにふるまうヒロインとの切ないやり取りを、時にもどかしく、時に切なく味わえる作品だと思いました。

今夜、世界からこの恋が消えても (メディアワークス文庫)

今夜、世界からこの恋が消えても (メディアワークス文庫)

あらすじ(Amazonより):僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは――。
 クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。
 そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。
「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」
 日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。

唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末に、読む人すべてが感動に包まれる!
第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!

 

しろ: なんとなく先が読めそうですが、そういう意味で手に取ったら一瞬で読破してしまいそうな気がする

posted by しろ 投票 2 0


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