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魔力の使えない魔術師（ラノベ/小説・紹介・感想）

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主人公の青年は不慮の事故により命を落とし魔術師の地位の高い異世界に転生するのでした。実はこの青年---。異世界に憧れていたりする（良くあるこの手のパターン）のですが、神様に１つ約束してしまうのです。それは、「魔力を使わないこと」

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転生チートを封印して成り上がる異世界ファンタジー作品

でも、彼が転生して生まれた先は魔術師一家。ユリスという姓を受けて魔術第一主義の世界で魔力を使えない、落ちこぼれ人生を歩むこととなってるのです。

ハンデを背負いながら成り上がるというある意味主人公いじめがテンプレどおりの作品

そして、転生者ユリスは魔術師の家庭にうまれながら、魔力が使えないハンデをもちつつ、なんと勇者とともに世界を救う旅をはじめるのです。この手のラノベですと、異世界転生者は、その異世界ではもちえないような異様な魔力をもってしまったり、チートとも呼べるような脅威的な身体能力をもつようになったりと、転生する＝特別な存在になる、という妄想を具現化したようなストーリの流に気を良くして読み進めてしまう読者が多いのかと思いますが、この作品は、ちょっとそういうのが横行する中で、毛色を変えた作品として目立つことを多分考えたのではないのかと思うのです。

発売中の全巻

第1巻：

魔力の使えない魔術師 1 (ヒーロー文庫)
発売日：2014.07.30

あらすじ(Amazonより):事故により命を落とした青年は、生前憧れたファンタジーの世界へ転生することになった。神様の依頼によって。神様が見せてくれた世界は、竜もいる魔法もある、魔術師の地位が高い異世界。魔術師一家の長男・ユリスとして転生することになるが、彼を待っていたのは、思いもよらない“落ちこぼれ”人生だった―。「魔力は使わないで欲しい」。神様のミッションを胸に、魔力第一主義の世界で彼は魔力を使わずにどう生き抜こうというのか。魔力の使えないハンデを抱えながらも徐々に成長して行く。そこで出会った一つの竜の卵。黒竜の幼子と契約したユリスは、竜に乗って世界を駆ける騎竜士として人生を歩み始めていく。

第2巻：

魔力の使えない魔術師 2 (ヒーロー文庫)
発売日：2014.12.27

あらすじ(Amazonより):父と話し合い、家族を大切に思い始めたユリス。行方不明の従兄弟サルートの行方を気にかけていた彼の元に、同僚クララの不調の知らせが届く。見舞いに行った彼を待っていたのは、意外なクララの姿だった。大切な家族を守るため、クララを無事に従兄弟のもとへ返すため、ユリスは彼女を連れてある行動に出る。守るものは同じであっても、掛け違った運命に翻弄されるユリスたち。そして彼は、重大な選択を迫られることになる。そしてユリスは、黒騎竜ノエルと共に勇者の従者に。魔力の使えない魔術師の、勇者と共に世界を救う旅が、今始まる―。

部長：チートを封印というハンデを持っての異世界転生ものでどう成り上がるの？というとおろが見所なのです

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