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ラノベアニメ無料ゲームガジェットコラム

“文学少女”シリーズ(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:野村 美月
イラスト:竹岡 美穂
出版社:ファミ通文庫

10代の多感な青春時期を文学という表現にオマージュしながら登場人物のなにげない心の触れ合いを郷愁漂う作品として描かれている良作だと思います。少年時代に名前を偽って売れっ子作家としてデビューしていた主人公の少年。彼は高校入学と同時に筆をおくようになるのですが、そんな彼が本のページを食べる少女と校舎で出会い文学や物語をテーマにした不思議な青春物語が紡がれていく・・・そんな作品です。

 

 

少年と先輩少女2人だけの文芸部で文学を通して紡がれる謎と事件と2人の関係が気になる作品

あらすじと物語の概要・・

主人公は、普通の男子高校生の井上心葉(いのうえこのは)。実は中3の時に書いた小説「青空(ソラ)に似ている」という小説でデビューしていて「井上ミウ」というペンネームで謎の美少女覆面作家として売れっ子。その小説を新人賞へ応募することになったきっかけとなった長馴染みの少女いるのですが、彼女には才能がなく井上ミウと名乗ってデビューした彼のことに嫉妬したりして身投げを図ったりして病院に入院しているという裏エピソードなんかがあったりもします。

そんな背景から、井上君は執筆活動をやめて文学とは離れて学園生活をスタートするのですが・・

ある日、お昼の微睡の中で本を読みながらページを食べちゃう遠子先輩と目があってしまうような運命な巡り合いをしてしまうのです。ラッキースケベまではいかないのですが、女の子無防備な姿を視認していたような誤解から、無理やり遠子先輩が1人だけで適当に本ばかりよんでるような文芸部に入部する事に。

2人だけの文芸部。そこで心葉は、遠子先輩のおやつために、短編な物語を書かされるみたいな毎日が始まります。
「このお話は●●の味がする・・」と、彼の書いた紙の原稿を食べてしまう彼女は、若い作家が自分だけの為に書き記してくれた想いの詰まったものを食べるという一種のプラトニックな愛情表現というか、活字で表現された人のぬくもりを感じ取るオマージュとして描かれているように見えなくもないです。

物語の転換点としては、宮沢賢治とか、○○とかお馴染みの小説作品の一説をテーマにしたり、謎かけミステリーが学園内を舞台として起こりますが、ほどよいテンポで繰り広げられるプチミステリーが冗長化するシリーズ物にちょっとした緊張感やワクワク感も与えてくれるような感じ。

遠子先輩と心葉君の距離感がなんとなくプラトニックな感じなのと、文学大好き少女の小悪魔で知的な遠子先輩と、類なる文章表現を持っている心葉君の心と心の触れ合いというか、きれいな挿絵と合わせて、少女マンガというか、今なら絶対いない!といってもいいようなある意味その昔生息していたであろう、純朴な文学少女と青年という感じの登場人物が、知的で懐かしい感じがする作品だと思います。

発売中の全巻

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“文学少女”と死にたがりの道化

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
発売日:2006/4/28

あらすじ(Amazonより):天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され、「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって……。野村美月・新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ、シリーズ第1弾!

“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】

“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】 文学少女シリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称“文学少女”に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ!と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた“犯人”は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で―!?コメディ風味のビターテイスト学園ミステリー、第2弾。

“文学少女”と繋がれた愚者【フール】

“文学少女”と繋がれた愚者【フール】 文学少女シリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):「ああっ、この本ページが足りないわ!」ある日遠子が図書館から借りてきた本は、切り裂かれ、ページが欠けていた―。物語を食べちゃうくらい深く愛する“文学少女”が、これに黙っているわけもない。暴走する遠子に巻き込まれた挙句、何故か文化祭で劇までやるハメになる心葉と級友の芥川だったが…。垣間見たクラスメイトの心の闇。追いつめられ募る狂気。過去に縛られ立ちすくむ魂を、“文学少女”は解き放てるのか―?大好評シリーズ第3弾。

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“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】

“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】 文学少女シリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):"文芸部部長、天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの"" 文学少女""が、何と突然の休部宣言!?  その理由に呆れ返りつつも一抹の寂しさを覚える心葉。一方では、音楽教師の毬 谷の手伝いで、 ななせと一緒に放課後を過ごすことになったりと、平和な日々が過ぎていく が......。 クリスマス間近の街からひとりの少女が姿を消した。必死で行方を追うななせと 心葉の前に、 やがて心葉自身の鏡写しのような、ひとりの""天使""が姿を現す----。大好評シ リーズ第4弾! "

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“文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

“文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】 文学少女シリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):"夢のようなひと夏の思い出を描く、“文学少女”特別編! 『悪い人にさらわれました。着替えと宿題を持って、今すぐ助けに来てください』 ――そんな文面で呼び出され、貴重な夏休みを姫倉の別荘で過ごす羽目になった心葉。 “おやつ係”として呼ばれたはずが、麻貴の挑発に乗せられた遠子に引きずられ、 昔屋敷で起こったという惨劇の謎解きをする羽目になり――!? 不敵に微笑む麻貴の望みとは? 自らの“想像”に心を揺らす“文学少女”の“秘密”とは――? "

“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】

“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】 文学少女シリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):"ビター&スイートな物語、衝撃と感動の第5弾! 遠子の受験・卒業を目前にし、寂しい思いにとらわれながらも、 ななせと初詣に行ったりして、和やかなお正月を迎える心葉。 だが、ななせがケガをし、入院先に見舞いに行った彼は、 その心を今も縛り付ける、ひとりの少女と再会する――! 過去に何があったのか。そして今、彼女は何を望んでいるのか……。 心葉は、そしてすべての物語を読み解く”文学少女”は、その慟哭の中から 「真実の物語」を見つけ出すことができるのか!? "

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 上 (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):"ついにラストエピソード――「文学少女」の物語が開幕! 2月。文芸部の放課後の時間は、今も穏やかに流れていた。けれど、遠子の卒業の日は迫っており、次第に彼女は別れをほのめかし始める。そして――。 突然の、「文学少女」の裏切りの言葉。愕然とする心葉を、さらに流人の言葉が翻弄する。「天野遠子は、消えてしまう」「天野遠子を知ってください」――「文学少女」の真意とは? 心葉と遠子の物語の行く末は!? ビター&スイート学園ミステリー、「文学少女」の物語が開幕! "

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 下

“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】 下 (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):"「書かなくてもいい。ずっと側にいる」――そう告げるななせに救われた心葉。だが、そんな彼を流人の言葉が脅かす。「琴吹さんのこと、壊しちゃうかもしれませんよ」……そんな時、突然、遠子が姿を消した。空っぽの家に残るのは切り裂かれた制服だけ。心葉は遠子を追えるのか? 露わになってゆく真実に、彼が出す答えとは? 遠子の祈り、叶子の憎しみ、流人の絶望――その果てに秘められた物語が今、明らかになる……! ”文学少女”の物語、堂々終幕!! "

“文学少女”の追想画廊

“文学少女”の追想画廊
発売日:2008/12/15

あらすじ(Amazonより):大人気「“文学少女”」の美麗文庫イラストを完全収録したファンブックが登場! 竹岡美穂先生の描き下ろしイラスト、野村美月先生書き下ろしの短編ほか、本邦初公開ラフも多数収録! ファンの作家・イラストレーターからのメッセージや、本編に登場した文学作品の一覧なども充実の1冊!!

“文学少女”見習いの、初戀。

“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)
発売日:2009/4/30

あらすじ(Amazonより):"文学初心者の少女が綴る、もうひとつの“文学少女”の物語! 聖条学園に入学した日坂菜乃は、ひとりの上級生と出会う。文芸部部長、井上心葉。遠い人を想い時折切ない目をする彼に、強く惹かれる菜乃だったが、まるで相手にされず、落ち込む日々を過ごしていた。けれど、菜乃がある事件に巻き込まれ、追い詰められたとき、心葉は告げる。「気づかないふりも、目をそらすことも、もうしないって誓ったんだ」――彼とともに、菜乃は、物語に隠された真実を探し動き出す……! もうひとつの“文学少女”の物語、ここに開幕!!"

“文学少女”見習いの、傷心。

“文学少女”見習いの、傷心。 “文学少女”見習いシリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2013/9/14

あらすじ(Amazonより):「きみが大嫌いだ」―心葉にそう告げられてしまった菜乃。その日以来、心葉は本心を見せず、取り繕った笑みで菜乃に接するようになる。そんなのは嫌だ!と夏休み、菜乃はある行動に出るが…。傷心の夏が過ぎ、秋。文化祭に向け賑わう校内で、菜乃はまた新たな出逢いを体験する。不吉な影を背負った少女。彼女に関わる中で、菜乃は彼女の、そして心葉やななせ、皆が様々に心に抱える闇と光を見つめることになる。もうひとつの“文学少女”の物語、第2弾。

“文学少女”見習いの、卒業。

“文学少女”見習いの、卒業。 “文学少女”見習いシリーズ (ファミ通文庫)
発売日:2013/9/14

あらすじ(Amazonより):「わかったでしょう?邪魔よ」親友の瞳から、そう告げられた菜乃。しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという!仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去―人を死なせたと噂された三年前、彼女の側にいた人物が姿を現す。瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない!心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し…。瞳が抱く秘密とは?そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は―。もうひとつの“文学少女”の物語、堂々完結。

半熟作家と“文学少女”な編集者

半熟作家と“文学少女”な編集者 (ファミ通文庫)
発売日:2012/9/27

あらすじ(Amazonより):新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。―が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわか笑顔で容赦なく原稿修正を指示してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!?そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて…って差出人は、まさか!?半熟作家・雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する“文学少女”の、最後の物語。

文学少女”と恋する挿話集1

“文学少女”と恋する挿話集1 (ファミ通文庫)
発売日:2013/9/14

あらすじ(Amazonより):柔道一筋、人呼んで「炎の闘牛」。そんな彼が恋をした!清楚で可憐な大和撫子、その名は…『“文学少女”と恋する牛魔王』、「このことは内密に」待望の入部希望者が漏らした呟きには、何やら不穏な気配が!?『“文学少女”と革命する労働者』ほか、遠子のクラスメイトとの交流や、美羽&芥川のその後など、ほろ苦く甘い、極上のエピソードが盛りだくさん!物語を食べちゃうくらい深く愛する“文学少女”天野遠子と、彼女を取り巻く人々の、恋する挿和集第1弾。

文学少女”と恋する挿話集2

“文学少女”と恋する挿話集2 (ファミ通文庫)
発売日:2013/9/14

あらすじ(Amazonより):親切だけどお節介で早とちりなななせの親友・森ちゃん。そんな彼女に恋する少年・反町の前に、“文学少女”が現れて―!?『“文学少女”と愛を叫ぶ詩人 (ハイネ)』、に心葉に恋するななせの切ない胸の裡を描く『ななせの恋日記』ほか、今回はななせ&森ちゃん達をメインに贈る、物語を食べちゃうく らい深く愛する“文学少女”の、恋する挿話集第2弾。時に本編で語られなかった秘めた想いまでもが描かれる、甘く切なくほろ苦い、珠玉の恋のエピソード 集。

“文学少女”と恋する挿話集3

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
発売日:2010/12/25

あらすじ(Amazonより):恋に破れた「炎の闘牛」、柔道部の牛園くん。それでも遠子を思いきれず、思い出が欲しいと心葉に詰め寄り…『“文学少女”と炎を上げる牛魔王』、クラスにも、気安い笑顔を向けてくる担任の竹田千愛先生にもなじめない中学生の仔鹿だが―『迷える仔鹿と嘘つき人形』ほか、遠子の想いを目にした紗代や、夕歌と毬谷先生の出会いなど、甘くほろ苦いエピソードが満載!物語を食べちゃうくらい愛する“文学少女”と、彼女を取り巻く人々の、恋する挿話集第3弾。

“文学少女”と恋する挿話集4

“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)
発売日:2010/12/25

あらすじ(Amazonより):「心葉先輩、大発見ですー!」文芸部に飛び込んできた菜乃の“発見”とは?『“文学少女”見習いの、発見。』、部屋にいつの間にか置かれていた薔薇の模様の指輪。これは誰かから遠子へのプロポーズ!?謎を探る遠子とそれに振り回される心葉だったが…『“文学少女”と騒がしい恋人たち』ほか、甘くほろ苦いエピソードが満載!美羽、ななせ、遠子の“その後”を描いた書き下ろしも収録の、物語を食べちゃうくらい愛する“文学少女”の恋する挿話集第4弾。

“文学少女"シリーズ 本編+外伝 文庫 全16巻 完結セット

“文学少女"シリーズ 本編+外伝 文庫 全16巻 完結セット (ファミ通文庫)
発売日

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部長: 多感な思春期を文学をテーマに繊細に、きれいに描くこの作品はノスタルジーな感じもあじわいつつ、本来のリアルで見るのも恥ずかしい思春期の少年少女の心の有り様を美しい思い出的な世界観で綴ってくれているという感じがします。

posted by 部長 投票 4 0


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