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櫻子さんの足下には死体が埋まっている(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:太田 紫織
イラスト: 鉄雄
出版社:角川文庫

E★エブリスタというケータイ投稿サイトで投稿された小説ということですが、文体は多分当時流行っていたケータイで書かれた感じではないライトなミステリーなのです。タイトルからして、狙ってきちんと執筆したことが伺えるのですが。。お話はというと..主人公の僕(館脇正太郎)は高校一年生。風格あるお屋敷に住むお嬢様九条桜子さんお姉さんと知り合いで、日常遭遇しないような事件現場で死体と遭遇しつつ、意外な謎解きをしていく骨マニアの桜子お姉様の検視推理を味わうみたいな感じの流れ..多分、高校1年生の男の子というせってからすると、知的で、感情をださず、突飛で合理的な思考をする年上のお姉さんのテキパキな感じを見てゆくみたいなミステリーというヤツなのです。

 

 

こういうサスペンスなラノベ作品もたまにはいいのですが..どうでしょう?

サスペンス系によくあるように、それなりの死体の表現とかあるのですが、まぁラノベというカテゴリーとして読む分には特に問題ないレベル。描写とかお話の乗りはラノベっぽくて、人物の描き方も、女性はかわいらしさがわかるように.とか主人公の高校生がふと垣間見る桜子お姉さんにふと女を感じるような下りとかもいれてありつつ、まぁ普通の日常から急に、北海道旭川という地方都市のみんななんとなく知っているという人が死んでいるありさまがからえっ。。。なにがどうなったのぉ。。みたいなアガサクリスティーとかホームズみたいな、もっというと名探偵コナンもどきな、お話というのはやはりライトによんでしまう流になるのでしょうね。まぁ、高校一年生の僕と骨マニアで検視官もできちゃうような謎の知的で、白肌のきれいなお姉さんという設定と、死体とそれを取り巻くお話の紐解きというのは、サスペンスというカテゴリーとしてはそれなりに読む人は読むという感じだと思うのです。タイトルが如何にもというのと、装丁もいい感じなのでした。

発売中の全巻

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第1巻:

櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)
発売日:2013/2/23

あらすじ(Amazonより):北海道、旭川。平凡な高校生の僕は、レトロなお屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女には、理解出来ない嗜好がある。なんと彼女は「三度の飯より骨が好き」。骨を組み立てる標本士である一方、彼女は殺人事件の謎を解く、検死官の役をもこなす。そこに「死」がある限り、謎を解かずにいられない。そして僕は、今日も彼女に振り回されて…。エンタメ界期待の新人が放つ、最強キャラ×ライトミステリ。

第2巻:骨と石榴と夏休み

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)
発売日:2013/5/25

あらすじ(Amazonより):北海道、旭川。とあるレトロなお屋敷に、「櫻子さん」が住んでいる。彼女は型破りなお嬢様。骨を偏愛し、骨と死体の状態から、真実を導くことができる。そんな彼女と一緒にいると、平凡な高校生であるはずの僕まで、骨と縁が深くなるようで…。夏の初め、櫻子さんに付き合って出かけた僕は、山道でひっそりと眠る骨に遭遇する。その骨に隠された悲しい秘密とは…。新時代の才能が放つ、最強キャラミステリ。

第3巻:雨と九月と君の嘘

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘 (角川文庫)
発売日:2013/9/25

あらすじ(Amazonより):北海道、旭川。僕、正太郎と、櫻子さんが住む街だ。櫻子さんは、抜群の美貌とスタイルを持つお嬢様。けれどどこか残念なのは、彼女が骨を好き過ぎるから。その雄弁さに惹かれ、真実を探り出す様は、まるで探偵。そんな彼女が、僕の高校の文化祭に来ることに。黙っていれば魅力的な彼女に、密かにときめく僕だけど、理科準備室で人骨が見つかり…。(「託された骨」)北の美食も謎も満載。残念美人櫻子さんの最強キャラミステリ!

第4巻:蝶は十一月に消えた

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた (角川文庫)
発売日:2014/2/25

あらすじ(Amazonより):北海道・旭川の冬は長い。僕、正太郎と、骨を偏愛するお嬢様・櫻子さんは、雪が降る前に森でフィールドワークをすることに。成り行きで、担任の残念イケメン・磯崎先生も一緒に、森へ入った僕たち。そこに、先生のかつての教え子が行方不明だという報せが届く。しかも彼女の親友も、数年前に失踪していて…(「蝶は十一月に消えた」)。そこに骨がある限り、謎を解かずにいられない、博識ヒロイン櫻子さんの大人気ミステリ!

第5巻:冬の記憶と時の地図

櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)
発売日:2014/6/20

あらすじ(Amazonより):平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。息の合ったコンビで、死にまつわる謎を解明してきた二人だが、因縁の事件の調査のため、函館に旅をすることになり・・・。シリーズ初の長編!

第6巻:白から始まる秘密

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)
発売日:2014/11/22

あらすじ(Amazonより):櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。再び櫻子と共に事件を追いかけたいと思う正太郎は…。櫻子と正太郎の出会いも描かれる珠玉の作品集!

第7巻:謡う指先

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)
発売日:2015/2/25

あらすじ(Amazonより):シリアルキラー・花房の影に怯えつつも、櫻子と過ごす時間を幸せに思う正太郎。厳寒の二月、正太郎は櫻子と親しい薔子に頼まれて、とある別荘の掃除に行く事に。櫻子も一緒に、冬の雪山を楽しむが……。

シエル: その昔、年上のお姉さんが流行ったことがあるようですが、妹キャラが飽きたら、こういう知的なお姉さんとサスペンスなんかも時にはいいのだと思うのです。

posted by シエル 投票 4 0


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