著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
出版社:エンターブレイン
西暦2138年。サイバー技術とナノ技術を融合し、VR(バーチャルリアリティ)ゲームが実現されていた。その時代、「ユグドラシル」というDMMOPG(ダイブマッシブリーマッシブオンラインゲーム)は超有名なゲームだったのですが、その人気にも陰りが見え、とうとうサービス終了を余韻をもって迎えようといしていた時、そのゲームでそれなりのヒーローだったしがないサラリーマンの主人公は、そのゲームのルールと世界観がそのままの設定となっている異世界へ転生してしまったのでした。そして、スケルトン(骸骨姿)のアンデットデーモンとしてゲームをやりながら作り上げたギルドの栄光を守ろうと残酷までにあれくるうみたいな。。永遠に現実逃避の狂気の沙汰に浸透して行くみたいな作品なのです。この作品は、技術の発展ともに、その技術が実現する可能性というものが、ファンタジーラノベ鉄板であったような異世界転生といったプロットをSF(サイエンス・フィクション)として成立させてしまっているんですね。
その他の人のプレイヤーは、ゲームの終了とともに、現実世界の方が大事なのでとっととゲームを卒業したのですが、主人公は、なぜかその余韻が・・・すてきられず・・・サーバーが停止する時間のカウントダウンに入ろうとする中、サーバーダウンはぜず、そのまま、ゲームの世界が実現された異世界へ転生するのでした。いってみれば、主人公の妄想が具現化されてしまった!という流れなのです。
ちなみに、主人公は、モモンガ様!というネーミングで、最強の魔術師というポジション。そして、その姿は、アンデッドなスケルトンといういでたちなのです。そして、NPCというプログラムで動くモブキャラみたいなセバスとアルメドが意志をもつかのようにモモンガ様・・・とご主人様に対して話し始めるのでした・・
「近い・・よ!アルベド」...近い!!、「アルベドの手首に脈がある・・」、「胸をさわってもよいか・・・」と触ってその感触を確かめることで、禁止されている行為ができる・・そして仮想現実が現実となったと推測するのでした・・・とうかぁ、ラッキースケベというか、探索型・・・勘違いフォーマットみたいな感じもつかみはOK的なやはりラノベというツカミはあるのです!
オーバーロード1 不死者の王
発売日:2012/7/30
あらすじ(Amazonより):その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。
オーバーロード2 漆黒の戦士
発売日:2012/11/30
あらすじ(Amazonより):異世界に転移して約1週間。アインズと戦闘メイドのナーベラルは、城塞都市エ・ランテルに「冒険者」として潜入していた。目的はこの世界の情報収集およびエ・ランテルでの名声。二人は薬草採取の依頼をうけ、「森の賢王」なる魔獣がひそむ森へと向かう。同じ頃、エ・ランテルにしのびよる邪悪な秘密教団の影…。最凶の女戦士と、偏執の魔法詠唱者が操るアンデッドの群れが鎧を纏ったアインズの前に立ちはだかる。
オーバーロード3 鮮血の戦乙女
発売日:2013/3/30
あらすじ(Amazonより):絶対服従を誓った守護者・シャルティアがまさかの反逆。アインズが冒険者として、エ・ランテルに潜入する裏で、守護者たちに一体、何が起きていたのか?最強守護者相手に、死霊系統魔法が一切無効化されるアインズの戦略は!?決戦の火蓋が、いま切って落とされる…。瞬きも許されない死闘を刮目せよ。
オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち
発売日:2013/7/31
あらすじ(Amazonより):平和な蜥蝪人の集落に、無慈悲な死の軍勢が迫る。種族を守るため、愛する雌と生きるため、立ち上がる蜥蝪人。一方、アインズの「実験」のため、出撃するア ンデッドの大軍。不死者の王の命を受け、向かう指揮官はナザリック第五階層守護者である凍河の支配者、コキュートス。忠実なる彼の作戦とは。弱肉強食の容 赦なき世界を目撃せよ。
オーバーロード6 王国の漢たち[下]
発売日:2013/12/28
あらすじ(Amazonより):リ・エスティーゼ王国は、裏社会を牛耳る巨大組織「八本指」の脅威にさらされていた。その時、この国で己を全うする男たちが躍動する。アインズの命をうけ、情報収集の目的で王国に潜入した鋼の執事・セバス。“黄金”王女に忠誠を誓うも、己の弱さに苛立つ日々をおくる熱き兵士・クライム。圧倒的強者を目にし、抜け殻状態で王都に戻ってきた武の求道者・ブレイン。崩壊寸前の王国を舞台に三人の男たちがそれぞれの信念を胸に裏組織と対峙する!
オーバーロード6 王国の漢たち[下]
発売日:2014/1/31
あらすじ(Amazonより):王国に潜む裏組織“八本指”最強の戦闘集団“六腕”が動きだした。迎え撃つはラキュース率いるアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇”。騎士たちは国を姫を守 るために最前線へと赴く。その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。
オーバーロード7 大墳墓の侵入者
発売日:2014/8/30
あらすじ(Amazonより):期待と欲望に目を輝かせた「ワーカー」の集団が未知なる遺跡―地下墳墓へ踏み込もうとしていた。その偉大なる地へと依頼を受け、挑む闖入者は、“脱落者”。胸に秘めた想いを持つ、冒険者の影の側面を求めた者たち。少数精鋭の“フォーサイト”、歴戦の戦士が揃う“ヘビーマッシャー”、伝説の老公“グリーンリーフ”、不敗剣士によるワンマンな“天武”。生贄を絡めとるがごとく、次々と姿を現す大墳墓の住人たちが棲む悪夢のようなナザリックから、彼らは生還することができるのか?
オーバーロード8 二人の指導者
発売日:2014/12/26
あらすじ(Amazonより):"シリーズ初の完全書下ろしを含む2本立て! ! 過去にアインズに窮地を救われたエンリと薬師のンフィーレア。 ゴブリンを護衛とするカルネ村で、二人はひたむきに生きていた。 しかし""森の賢王""が去り、森の均衡が崩れたことで、 新たな脅威が迫りつつあった。――「エンリの激動かつ慌ただしい日々」。 一般メイドから守護者まで、 絶対忠誠を誓うシモベたちを統率するアインズ。 彼は、ある誘いをマーレら一部の守護者に持ちかける。 ナザリック支配者の悩ましい日々が明らかに――「ナザリックの一日」。 アニメ化企画進行中のダークファンタジー第8弾! ! "
あおい: SOAとは一味ちがったシリアスハードSF×ファンタジーな作品なのです。とうか、最近のラブコメラノベの乱発を鑑みるに、これは貴重な作品なのです多分・・・
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