アオイハルノスベテ（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：庵田定夏
イラスト：白身魚
出版社：ファミ通文庫

とある高校に入学した生徒だけが発症する不思議な力を仮ながら..よくある普通の高校生ならこんなのありえない系の学園祭、夏休みをプラトニックにこんな高校生活やりたかったぁみたいな感じの作品です。

まぁいろいろ妄想できるような高校時代というのはあるのでしょうが、幼馴染属性とか、クラスの友達とか、モブな感じの子なんかが実はいいやつ（ちょっぴり人間っていい♡ ）みたいな実は現実世界とはかけ離れた架空なこんなん青春があってもとかあったら面白い!?系の作品というのは一定の需要というか、こいうのが好きな人は若い子のみならず、オジサンやお姉さんも大好物なはず。

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SF , カテゴリ , ラノベ･原作 , 学園モノ , 文芸 , 更新情報 , 現代ファンタジー , 青春・恋愛・ラブストーリー

高校3年間やり直せるとしたら!?どんな学園生活をアナタならやり直しますか?的な青春グラフティ

輪月高校に進学した生徒だけが発症する不思議な力～シンドローム～

物語の舞台となる学園に進学した生徒だけが高校時代だけ発症する不思議な力。主人公の少年は時間が巻き戻される能力を得ます。彼は3年間をもう一度充実したものとしてやりなおしてやる！というちょっとタイムリープ系なやりなおし要素からスタートする作品です。

注目のポイントは不思議な能力～シンドローム～を発症するのは主人公だけではないという点。サイコメトリーという「過去を読み取れる」能力を発症する少女もいたりして、主人公の少年のあははうふふなやり直し計画委不確定要素も加味された展開がなされるのですが・・・

ちょっとSFファンタジーちっくな能力を道具として、学園生活青春群像が面白おかしく、懐かしい雰囲気をも醸し出しながら描かれている作品だと思いますs。

発売中の全巻

第1巻：

アオイハルノスベテ (ファミ通文庫)
発売日：2014/8/30

あらすじ(Amazonより):輪月高校に入学した生徒だけが発症する不思議な力―“シンドローム”。その力で横須賀浩人は、強制的に時間を巻き戻されてしまった。どうしてこんな状況になったのか、誰の力が原因なのかも分からない。残っていたのはかすかな記憶だけ。そんな中で浩人が掲げた目標は―白紙になった三年間を、最高の高校生活としてやり直すこと!?幼なじみやマニアックな友人、さらに近寄りがたい美少女との接触からすべてが始まる、オールデイズ青春グラフィティ!!

第2巻：

アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫)
発売日：2014/11/29

あらすじ(Amazonより):"今度は、死ぬ気で文化祭!? オールデイズ青春グラフィティ、待望の第二巻!! 「世界をやり直したいと思う?」突然のまひるの問いかけに、驚きながらも詰め寄る浩人。しかし彼女から返ってきたのは、文化祭の成功という交換条件と、二カ月後に学校を辞めるまで待って欲しいという予想外の要求だった! かくして始まった、死ぬ気で取り組む文化祭。準備に力が入る浩人は、葵や美帆とともに文化祭コンテストの上位入賞を目指す! そんな中、時折さびしげな顔を見せるまひるが、新たな〈シンドローム〉 ――過去を読み取る力【サイコメトリー】を使えることを知り……!? オールデイズ青春グラフィティ、想いと涙の第二巻!!"

第3巻：

アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)
発売日：2015/5/30

あらすじ(Amazonより):"夏休みは、水着とBBQと宿泊！そして…… 高校を卒業しても『輪月症候群』を継続する方法がある。その情報を探るべく、浩人は柳沼と二人で【スタンプ】の能力を持つ卒業生に会いに行く……はずだったのだが、葵やまひる、美帆も参加を申し出て、いつの間にか大所帯の旅行に発展！男女で海にバーベキュー、さらには宿泊まで、一度目の世界では考えられない夏休みを過ごす浩人。メンバーの誰もがハメを外して、その時間を満喫していたはずだったのだが―― 「お前が、世界をやり直したのか？」。オールデイズ青春グラフィティ、孤独と再生の第三巻。"

第4巻：

アオイハルノスベテ4 (ファミ通文庫)
発売日：2015/11/30

あらすじ(Amazonより):

明日、死ぬとしたら、どうする? ――世界は今、変わった。

――輪月高校が廃校になる。激動の夏休みが終わり、しばしの平穏を満喫する浩人たちに、それは唐突に告げられた。高校がなくなってしまえば〈シンドローム〉はどうなるのか。浩人に訪れるはずの未来、死は回避できるのか? 動揺を隠せないまま、浩人は生徒会長の瓜生と臨時タッグを組んで抵抗するのだが……。旧校舎の取り壊しが始まったその時、世界は変わってしまった。学生たちにしか見えない能力は遂に ――現実のものとなる。オールデイズ青春グラフィティ、第四巻。

第5巻：

アオイハルノスベテ5 (ファミ通文庫)
発売日：2016/5/30

あらすじ(Amazonより):

あり得るのか? ――二度目の人生、運命変わりすぎだろ。

「わたしは、横須賀君のことが好きです」「ねえ、あたし達付き合ってみない?」「最後には、私を選ばせてみせるから」 ――校内の占拠騒動も終わりを告げ、学校に復帰した浩人を待っていたのは、岩佐美帆、木崎まひる、大河内葵からの猛烈なアピールだった!? そんな中、対立していた生徒会長の瓜生からは、OB祭で過去の遺恨を清算しようと持ちかけられ、さらに柳沼から『輪月症候群』の謎に迫るため、あの事件を検証しようと詰め寄られて!? オールデイズ青春グラフィティ、大波乱と大騒ぎの最終巻、ここに登場!

シエル：どこかで見たり聞いたりしたことがあるような設定というのは安心して読めるものなのです

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