著者: 鎌池和馬
イラスト:さいとー 栄
出版社:電撃コミックス
舞台は近未来の地球。キャッチコピーが『未来アクション・ボーイミーツガール』だそうです。魔法とファンタジー要素はなく科学技術の発展によりどう考えても日本でしょ!というとある極東の島国で開発された超スゴイ兵器「オブジェクト」により、人の兵隊が戦わず、いってみれば、兵器ロボット同士がたたかって死人が出なくなるみたいな感じのようです。モチーフとしては、「異世界の聖機師物語」という作品のプロトカルチャー(太古の繁栄した人類のの高度な文明の遺産である兵器を乗りこなす)という設定を厳密なサイエンスフィクションとして高度な技術力を有するとある島国がオブジェクトという兵器を開発して、少子高齢化により移民を受け入れるなかで技術情報がもれて、世界の縮図がかわって、そして、オブジェクトを保有するステータスとそれに機上できるというステータスを各国貴族とか適合性のある平民とかが、中立地帯の軍学校に留学してボーイ・ミーツガールといなるような感じです。
口承で1000万部売上げたと言われている『とある魔術の禁書目録』の著者2作目の作品。コンテンツがいろいろな形で流通するようになった今日ミリオン売上げとう作品はなかなかでない訳なのでしょうが..
魔法やファンタジー要素が多いラノベにおいて、ヒット作品を出したこの著書は、あえてハードなSFという世界観や新世界の秩序とか説 明に非常に手間のかかるモチーフ・設定をもってきているのですが、メカオタク、SFオタクってのが流行らない最近の10代20代の読者層にはどのような印 象として映ったのか、果てはささっているのか気になります。筋書き通りに昨年後半に今年アニメ化の発表もされていますが、この作品については、原作もさく ことながらアニメの方がどんな感じになるのか見物な感じですね。とあるシリーズぐらい多くの話数までビジネスラインになるか見物ですね。
ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)
発売日:2009/10/10
あらすじ(Amazonより):結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた―『オブジェクト』のパイロットとして。近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。これは、そのきっかけとなる出会いだった―。
ヘヴィーオブジェクト 採用戦争 (電撃文庫)
発売日:2010/6/10
あらすじ(Amazonより):超巨大兵器『オブジェクト』が全てを塗り替えたこの世界は、宇宙開発技術採用を巡り熾烈な競争を繰り広げていた。人生を効率よく生きたい戦地派遣留学生のクウェンサーと、貴族だけど下っ端軍人のヘイヴィアは、上官である和風マニア美女(ただしドS)のフローレイティアにこき使われる日々を過ごしていた。正統王国のオブジェクト『ベイビーマグナム』を操る『エリート』少女・ミリンダの魅惑のお尻に気を取られ、報われる日が永遠に来なそうな彼らに、今回下されたミッションは…姿が見えない謎の超巨大兵器『ステルスオブジェクト』との交戦!?氷で閉ざされた南極から、凶暴な軍隊アリに支配されるアマゾンシティ跡地まで、あらゆる戦場に派遣させられる不良兵士二人組の、明るく爽快な近未来アクション…のはずだ。
ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影 (電撃文庫)
発売日:2010/11/10
あらすじ(Amazonより):巨大兵器オブジェクトが世界のバランスを支配し、物事の全てを決める。シンプルで安全で、クリーンな国際競争を行う場所。それが俺たちの『戦場』だ。こんな最前線から兵士が去っていく一番の理由は、負傷でも戦死でもなく、基地内における男女間の恋愛問題のこじれだったりする。そう。今時、戦場で死ぬなんて流行らない。―はずだったのだが、「「クソッたれ!!どこのどの辺が安全でクリーンな戦場だちくしょう!!」」爆乳美人上官フローレイティアは、今日も今日とて、ごく自然に戦地留学生クウェンサーと貴族なのに下っ端軍人ヘイヴィアの二人をオブジェクトだらけの戦場に放り込んでいた。相変わらずな二人の敵は、以前出会った「おほほ」と笑うあのエリート女と、そいつが駆るオブジェクト。ヤバそうな予感バリバリで、しかもなぜか我らがお姫様の機嫌も悪く…これが恋愛問題のこじれってやつなのか?ハイテンションな近未来アクション、懲りずに第三弾だ。
ヘヴィーオブジェクト 電子数学の財宝 (電撃文庫 か 12-29)
発売日:2011/9/10
あらすじ(Amazonより):
ヘヴィーオブジェクト 死の祭典 (電撃文庫)
発売日:2011/11/10
あらすじ(Amazonより):スポーツによる代理戦争『テクノピック』に渦巻く陰謀を暴け。
ヘヴィーオブジェクト 第三世代への道 (電撃文庫 か 12-35)
発売日:2012/6/8
あらすじ(Amazonより):
ヘヴィーオブジェクト 亡霊達の警察 (電撃文庫)
発売日:2013/11/9
あらすじ(Amazonより):「やめて顔はやめて!!」「ふはははは!その巨乳の谷間にもぶっ込んでやろうかあ!?」ネバネバの液体(ペイント弾)で女性兵士を狙うヘイヴィア。いたって真面目に行われている第37機動整備大隊の模擬戦だったが、彼らの上官フローレイティアによる「私は処女だ」という衝撃的カミングアウトで事態は急転直下し…!?砂漠で出会った美人少尉との間にフラグを構築するクウェンサー。女の争いを繰り広げるお姫さまとオホホ。そして相変わらず貧乏くじを引きっぱなしのヘイヴィア…。やがて彼らはオセアニアの裏で蠢く組織との戦いに巻き込まれていき―。近未来アクション!
ヘヴィーオブジェクト 七〇%の支配者 (電撃文庫)
発売日:2014/3/8
あらすじ(Amazonより):今度の舞台は極東洋上に浮かぶ『資本企業』の一角にして、オブジェクトの始まりの地『島国』。『資本企業』の暴走した自防PMC戦力を巻き込んだアジア圏海洋戦で、かつてない強敵オブジェクトの出現に窮地に陥るクウェンサーたち。そんな危機の中、彼らのもとに現れた心強い協力者―。クウェンサーに巨乳を押し付ける天然ビッチ系の女囚!そして主人であるヘイヴィアを「クソ虫」呼ばわりして痛めつけるウィンチェル家所属の眼帯美人メイドさん!…果たしてこれで本当に勝てるのか近未来アクション!!
ヘヴィーオブジェクト 氷点下一九五度の救済 (電撃文庫)
発売日:2015/4/10
あらすじ(Amazonより):"鎌池和馬が贈る近未来アクション最新刊 今度の舞台は金と欲望と常夏の街・ロストエンゼルス! クウェンサーとヘイヴィアが戦場を離れてやってきたのは、できない事は何もない金と欲望と常夏の海岸工業都市ロストエンゼルス。 まるで観光地のような景観の街、しかしその実態は四つの暴力組織がひしめきあい、そんじょそこらの戦場より簡単に人が死ぬと言われる無法地帯だった!! 「あれ、ビーチの方は? ロストエンゼルスなら欲求不満を水着で包んだようなお姉ちゃんがわんさかいるんじゃないの?」 「どこの『組織』の愛人やってるかも分かんねえ美人どもがな。一回ミスったら金玉もぎ取られるような神経衰弱やりてえのか」 相変わらずの二人だったが、今回のミッションは一味違う。軍事諜報部付きとして招集された彼らは、金髪ビキニ上官・ミリアの指揮のもと『信心組織』の超大型兵器オブジェクトを無傷で盗み出すという前人未踏の怪盗ミッションに挑戦する! そして新たなエリート少女も登場するぞ近未来アクション!!"
ヘヴィーオブジェクト 文庫 1-8巻セット (電撃文庫)
発売日:2014/3/8
セットはこちら(:D)┼┤
副部長: うーん。こういう作品は、心の余裕があるときにまとめて読むというか、そんな感じがしたので、私はアニメの方を見ようかと思います。
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