ガーリー・エアフォース（ラノベ/小説・紹介・感想）

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突如出現して人類から制空権を奪い取った謎の飛翔体ザイ。そしてこのザイに対抗すべくザイのコアを研究して既存の機体を改造して開発されたのがドータ―と呼ばれる航空戦闘機。その戦闘機を操るのはアニマと呼ばれる萌え少女型をした操縦機構という設定です。主人公の少年は高校生の鳴谷慧（なるたにけい）。上海から日本へ脱出する船団に少年は乗船しているのですが、ザイに襲われます。そんな時、謎の戦闘機ドータ―が人類を圧倒していたザイを互角に追撃してやっつけてしまうんですね。でもバランスを崩して人類の秘密戦闘機は墜落してしまうのですが、空に恋い焦がれる少年はパイロットを助けようと！船から飛び降り、戦闘機のコックピットを上げるのですが・・・そこに乗っていたのはアニマであるグリペンちゃんだったのです！そして人類の切り札である少女と少年の萌える物語がはじまるのです。

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SF , カテゴリ , ラノベ･原作 , 更新情報

アフターバーナー全開で贈る美少女×戦闘機ストーリーってどう？

このお話は、蒼き鋼のアルペジオという作品なんかと似ているモチーフなのですが、一味違うのが、未知な敵ザイのコアを研究して人類が開発した兵器ドータとそれを操る少女の姿をしたアニマについては、性能を発揮するためには謎な部分が多いという点です。そして物語の伏線として、主人公の少年とアニマであるグリフォンが出会い、少年が近くにいることで、グリフォンはアニマとして性能が改善されて行くことが判明するんです。もちろん、少年は、少女といつも一緒にいることを強制的に強いられるシチュエーションになる訳ですが、人ではない、兵器であるそれも人類の切り札！という少女と人であり、空にあこがれを持つ少年との心と回路のふれあい的なお話と、戦闘機マニアな人なんかが、実在する戦闘機が擬人化された少女メンタルモデルな愛着がわくような設定が楽しめる作品だと言えますね。

1巻：

ガーリー・エアフォース (電撃文庫)
発売日：2014/9/10"

あらすじ(Amazonより):人類の前に突如出現した謎の飛翔体、ザイ。災厄を意味するその存在は桁外れの戦闘力であらゆる航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に特殊なチューニングを施し、異次元の高機動を実現したドーターと呼ばれる兵器。操るのは、アニマという操縦機構。それは―少女の姿をしていた。パイロットだった母をザイにより失った少年、鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝くスウェーデン製の戦闘機、そしてそれを駆るアニマ、グリペンだった。人類の切り札でありながら挙動が不安定なグリペンと、空に焦がれる少年の、長くて熱い物語がはじまる。

2巻：

ガーリー・エアフォース (2) (電撃文庫)
発売日：2015/3/10"

あらすじ(Amazonより):真紅に煌めく戦闘機を駆る美少女・グリペン。空に焦がれる少年・慧のパートナー。想いはひたむきだが、世間知らずでその挙動は相変わらず不審で不安定。山吹色に輝く戦闘機を操る金髪美少女・イーグル。天真爛漫で自信過剰、明るく楽しく敵を倒せばいーんじゃん?そんな二人の前に新たな戦闘機美少女、ファントムが現れる。清楚で可憐なルックスながら、これが腹に一物も二物も抱えた曲者で…?個性も思いもばらばらな3機編隊は謎の敵性体・ザイを迎え撃つべく出撃する!戦闘機×美少女ストーリー第2弾!

3巻：

ガーリー・エアフォース (3) (電撃文庫)
発売日：2015/6/10"

あらすじ(Amazonより):お待ちかね、艦載機のアニマが初登場!米軍所属で明るく気さく、だけどどこか謎めいた、スーパーホーネットのアニマ、ライノがグリペンたちの前に現れる!そんな彼女も加えて、ついにザイへの反攻作戦が発動する。東シナ海洋上の空母ジェラルド・R・フォードより発艦、目指すは大陸への足がかり、上海奪還!「ではお先に」ファントムは今日もクールにテイクオフ。「撃墜数勝負ね!」イーグルは今日も無邪気に士気軒昴。「慧、行こう」そしてグリペンは慧の手を携えて、いざ蒼穹の戦場へ!美少女×戦闘機ストーリー第3弾!

副部長：個人的にはアニメ化してほしい感じなのですが・・・どうなのでしょう・・・電撃文庫殿・・( ･`ω･´)

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