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からくさ図書館来客簿(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:仲町 六絵
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫

この世に未練を残した霊にとりつかれた人が引き寄せられるような京都の一角にある小さな私立図書館。今風少女マンガに出てきそうな装丁キャラデザインと文中描写からもわかる、アンニュイなイケメントと可憐な少女の2人が切り盛りするのが「からくさ図書館」です。ラノベというとキャラクター小説というカテゴリーに区分けされるという感じですが、この作品では、”未練”という人の生き様をあやかしに取り付かれて悩む人間を解毒するような京都と言えば陰陽師みたいな図書館長小野篁が差し出す不思議な書物をトリガーに、いろいろな歴史考証などもそれなりに背景にありつつ、平安時代のお香の香りを感じながら、人間模様をほどよい美形キャラにちょっといい感じに感情移入しつつ各エピソードを通勤時間や通学時間に読み進められそうな感じの作品だと思います。受験や仕事なんかで毎日があっという間に過ぎてしまうという今風な疲れ気味の人なんかは悠久な感じを程よく匂えるこういう作品を読んで、現実世界から一歩下がって第三者の生き様エピソードのようなものを傍観するのもいいかもしれません。

 

posted by くろ 投票数 8 0


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京都・あやかし・全ての真理が書かれている不思議な書物・・伝奇好きにはたまらない設定の作品

1巻:~冥官・小野篁と優しい道なしたち~

からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~ (メディアワークス文庫)
発売日:2013/5/25

あらすじ(Amazonより):京都の一角に佇む「からくさ図書館」は、優しげな図書館長の青年と可憐な少女とが二人きりで切り盛りする、小さな私立図書館。紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめる、アットホームなこの図書館には、その雰囲気に惹かれて奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる。それぞれに悩みを抱えるお客様に、図書館長・小野篁が差し出すのは、解決法が記された不思議な書物で―。悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど温かなライブラリ・ファンタジー。

2巻:~冥官・小野篁と陽春の道なしたち~

からくさ図書館来客簿 第二集 ~冥官・小野篁と陽春の道なしたち~ (メディアワークス文庫)
発売日:2014/3/25

あらすじ(Amazonより):京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。奇妙な“道なし”と出会ったお客様が訪れる図書館で、解決法を記した不思議な書物を紐解く図書館長・小野篁こそは、彼らを救う“冥官”だった。季節は春。篁たちのもとに、上官である安倍晴明が訪れる。彼が新米冥官の少女・時子に伝える使命とは―。悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第二集。

3巻:~冥官・小野篁と短夜の昔語り~

からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~ (メディアワークス文庫)
発売日:2014/11/21

あらすじ(Amazonより):"古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんをそこから連れ出す、昔語りとは―― 初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。 開館から今も変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う""道なし""と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物""偽書""にて篁は今日も救う。 そんな折、篁が耳にしたのは、篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の""道なし""の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり――。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、待望の第三集。"

4巻:~冥官・小野篁と夏のからくり~

からくさ図書館来客簿 第四集 ~冥官・小野篁と夏のからくり~ (メディアワークス文庫)
発売日:2015/9/24

あらすじ(Amazonより):"古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんに託された、ある使命とは―― 盛夏を目前に控えた京都。「からくさ図書館」の館長を務める冥官・小野篁は、上官である安倍晴明から、ひとつの使命を託されていた。 「京の夏の祭礼を守れ」――。 その使命を胸に留めつつ、篁は不思議な書物""偽書""を紐とき、現世で迷う""道なし""たちを、今日も天道へと導いてゆく。 師である篁の影響を受けながらも、新米冥官の時子は初めて、からくさ図書館の外の世界へと踏み出して……。 七月の祇園祭から、夏の終わりの送り火へ。 うつろう悠久の古都を舞台に紡がれる優しいライブラリ・ファンタジー、第四集。"

第5巻:~冥官・小野篁と剣鳴る秋~

からくさ図書館来客簿 第五集 ~冥官・小野篁と剣鳴る秋~ (メディアワークス文庫)
発売日:2016/3/25

あらすじ(Amazonより): 古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんが目にする、新たな兆しとは――。

冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」にも、秋が訪れていた。 今日も篁は、図書館を訪れるお客様のため不思議な書物"偽書"を紐とき、現世で迷う"道なし"たちを天道へと導く。 一方、その傍らで新米冥官の時子は、様々な謎に触れてゆく……からくさ図書館に施された術、そしていにしえの剣。冥官としての役目を終えた遥かな先達と、彼の愛する洛北の地、八瀬――。 多くの出会いと経験を重ねる中で、時子の身に現れる、ある兆しとは……。 悠久の古都・京都を舞台に紡がれる、優しいライブラリ・ファンタジー、第五集。

 

第6巻:~冥官・小野篁と雪解けの歌~

からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~<からくさ図書館来客簿> (メディアワークス文庫)
発売日:2016/11/25

あらすじ(Amazonより): 冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で……。ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。二人は、かけがえのない春へと歩き出す――。悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。

 

くろ: 悠久の歴史を紡ぐパワースポット京都とあやかし。可憐な男女が営む図書館があやかし払いの拠点というこれ系が好きな人は大好物な感じの作品ですね( *・ω・)b

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