紙透トオルの汚れなき世界（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：石川ノボロヲ
イラスト：ののの
出版社：講談社ラノベ文庫

女にだらしない父親と引きこもり系＆中2病気味な兄と普通の主人公とうい設定のお話。学園一の美少女から告白されて、神社にいって夢の木というなんでも願いが叶う木の話を聞くのですが、翌日実はそのデートは演技だったのよ！とこれまた学園で3本の指に入る美少女キャラに言われて＿|￣|○する主人公。本とか嘘かは別としてラブコメフラグが前回の流れなのですが、自暴自棄になった主人公は世界を変えたがっている不思議な美少女と出会って超常現象的な力を見せられるのですが・・・なんかこう「変態王子と笑わない猫」のような匂いがする作品なのでした。この作品の雰囲気は、ここ最近、すくなくなっているような感じがする王道ラブコメおバカなラノベみたいな感じがフンダンに出ていて「変態王子と笑わない猫」風な風合いというか軽さがある感じで・・・「男の子ってこういうのが好きなんでしょ？」って女の子がいいそうな・・・男の子が気晴らしにニタニタ読むような作品かもしれません。次の巻に期待が膨らむ予感・・

posted by くろ投票数 ★ 票 4 票 0

ラノベ･原作 , ラブコメ , 歴史・伝奇

キャラが魅力的な鉄板ラブコメ付箋が安定感がありそうな感じ♪

紙透トオルの汚れなき世界 (講談社ラノベ文庫)

発売日：2015/10/2"

あらすじ(Amazonより):"「ちょっと世界を滅ぼしに行ってくる」そういってヒートテッ……いや魔装服に身を包んだ兄を送り出して数時間後。俺、里谷リトは奇妙な少女と出会う。少女の名は紙透トオル。差別と偏見に満ちたこの世界を作り替えようとしている少女だ。そんなバカなと笑う俺に、彼女はその『奇源』と呼ばれる超能力を見せてくれた。そして世界を変えることのできる『夢の木』という親木が、この街のどこかにあるらしい。俺は彼女の願いを叶えてあげたいのか、それともいったいどうしたら……!? 恋と未熟とちょっぴり不思議が交差する第4回ラノベ文庫新人賞大賞受賞作品!"

くろ：紙透トオルちゃんが筒隠月子（つつかくしつきこ）銀髪幻想少女なポジションにあって鈍感主人公と天然な感じのトオルさんの絡みなんかの展開が期待できると思います。この辺りは、年齢層を上げようとしている文芸レーベルが多くんなりつつあるような気配が感じられる今日この頃にあって、まさにこれぞラノベって感じがする作品だと思います。

posted by くろ投票票 4 票 0