螺旋時空のラビリンス（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：辻村七子
イラスト：清原紘
出版社：集英社オレンジ文庫

ハリウッド映画の脚本にありそうなタイムリープ＆ロマンスモノなモチーフの作品。タイトルに螺旋（らせん）時空とありあすが、対数螺旋みたいな黄金比みたいなヤツもあるのですが、素数含めた宇宙の真理的なそういうハードなSFを彷彿とさせるタイトルなのですが、お話の内容は、ロマンチックなボーイミーツガール的な感じみたいです。時代設定は、タイムトラベルが実用化された21世紀後半。失われた過去の歴史遺産を過去から持ち帰るようなことが商業化されているような世界という感じです。そんな近未来の世界で主人公の泥棒ルフはロマノフ王朝で有名なインペリアル・イースターエッグを盗んで19世紀のパリに逃亡した幼馴染を連れ戻そうとするのですが、彼女は高級娼婦にないすまして、不治の病を患っていて、帰ることを頑なに拒む・・・なんでぇ・・！というところからお話が始まるというミステリー（ラビリンス）なヤツです。まぁこういう伏線があると、最後まで読者してしまうこと間違いなしというヤツですね。

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SF , カテゴリ , ミステリー , ラノベ･原作 , 文芸 , 更新情報

時の迷宮に惑うタイムリープSFロマンス

螺旋時空のラビリンス (集英社オレンジ文庫)

発売日：2015/2/20

あらすじ(Amazonより):時間遡行機“アリスの鏡”が開発された近未来。喪われた美術品を過去から盗み出す泥棒のルフは、至宝インペリアル・イースターエッグを盗み19世紀パリに逃亡した幼馴染・フォースを連れ戻すことに。だが彼女は高級娼婦“椿姫”マリーになりすまし、しかも不治の病を患っていた。頑なに帰還を拒否する彼女が秘めた真意とは!?時の迷宮に惑うタイムループミステリー!!

あおい：オレンジ文庫のタイムリープモノで、しかも舞台がヨーロッパときたら思わず手にとってしまうのはなぜ？

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