著者:似鳥航一
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫
浅草の一角に佇む由緒正しき和菓子屋さん。その和菓子屋さんを継いだ若い主人で和菓子職人栗田クン。母性本能をくすぐるようなキャラで、ちょっとすれているけれど腕前は確か!みたいな女の子ウケする感じですね。とうことで、若い店主のお店を盛り立てようと知人から紹介された和菓子のお姫様?(お嬢様)という通り名を持つ可憐で容姿の整った葵さんを紹介されるのです。その葵さんは容姿端麗で多分多くの男の子のストライクゾーンという要素を構成する属性をちりばめているんだろうけれど、そういう外見とは裏腹に・・・和菓子のこととなると目の色が変わるというか別人みたいにするどくなってとか知識がすごすぎ∑(*`ロ´ノ)ノって感じの2人の若い男女のコンビの元、下町の和菓子屋さんに訪れる珍客や事件をテーマにいろいろな和菓子な謎をときながら、葵さんと若旦那栗田クンってやっぱくつっくんだよね♥みたいな気になってしまうそういうホンノリしたお話です。
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (メディアワークス文庫)
発売日:2014/4/25"
あらすじ(Amazonより):浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。最近店を継いだ若い主人の名は栗田仁という。精桿にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確かだ。とはいえ、店の切り盛りは別物で。心配した知人が紹介したのが葵だった。若い女性に教わるのを潔しとしない職人気質の栗田。だが、葵との出会いが、栗田の和菓子を大きく変えることになる。和菓子のやさしい味わいがもたらす、珍騒動の数々。下町の温かさ、そしてにぎやかさに触れるひとときをどうぞ。
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (2) (メディアワークス文庫)
発売日:2014/10/25"
あらすじ(Amazonより):"和菓子をほおばると、下町のやさしさがあふれだす。 浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。 店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確か。昔馴染みにも支えられ、それなりにやっていけているようだ。 最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからとか。 葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。 下町の当たり前の毎日でも、悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。 二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子の優しい味わいがもたらす、今日の騒動は?"
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (3) (メディアワークス文庫)
発売日:2015/4/25"
あらすじ(Amazonより):"葵の正体に心揺れる栗田。それぞれの想いとともに、浅草の季節はうつろいでいく。 春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか――決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?"
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (4) (メディアワークス文庫)
発売日:2015/11/25"
あらすじ(Amazonより):"下町情緒が色濃く残る浅草で、和菓子がとりもつ乙な縁。それはすでに別ちがたいものに。 三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。ならば、まずは囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?"
副部長: こういう下町系の・・なんというか最近までBSでやっていた「男はつらいよ」な雰囲気の中での若い男女のコンビなお話ってNHKの朝ドラみたいになんとなく見ちゃうものなんでしょうね♪
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