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夏の終わりとリセット(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:境田吉孝
イラスト:植田 亮 
出版社:ガガガ文庫

モデルのように美人で曲がったことが大嫌いな「正義の人」の俗にいう「完璧美人」のヒロイン桜間有里。そして見た目平凡、気が弱くて普通の男の子峰康。全く正反対な2人はなぜか恋人同士。それも有里の方から告って付き合っていたという設定です。取り柄のなさそうな峰康という少年が、クラスで高嶺の花の女性と付き合っているという伏線がラブコメチックな展開を期待させてくれる作品。

で、この作品、桜間さんが事故に合い記憶をなくしてしまう所から物語は始まります。

 

 

不釣り合いの完璧美少女と引っ込み思案の少年。突然少女が事故で記憶をなくしマイナスからはじまるボーイミーツガールな物語

自分とは不釣り合いな女性から告白されて付き合っても・・どこか後ろめたさと自信の無さから罰悪さに苛まれる取り柄のなさそうな少年との微妙な関係・・・。

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事故で記憶をなくした彼女と距離を置くのも分かる気もします・・。

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しばらくして学校に来た彼女に対して、主人公くんは気まずさから距離をとりかたくなに会うのを拒絶するのですが、周りのおせっかいから「こいつが桜間さんの彼氏の峰康だ」と紹介されて、彼女は「私が一番嫌いなタイプの人間だと思います。」と倦厭されちゃったりもします。

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まぁ、不釣り合いだと思う女性と付き合っていた男子生徒としては彼女の記憶がなくなってしまって自分のような男と付き合っていたという事実を自分から言うなんて気まずいことはできないのは分かります。 ただ、そんな周りの後押しから峰康は風紀委員である桜間の補佐役としてゼロではなくマイナスからボーイミーツガール的なストーリー2週目を行うという物語です。 ヒロインの桜間は周りの空気を読まずまっすぐに行動しちゃうタイプ。一方、主人公の少年は周りの事を気にし過ぎて人と関わり合いを持ちたくないタイプの少年です。そんな絶対会わないでしょとう峰康のどこに桜間さんが惚れてしまったのか?10代男子からすればうらやましい的なシチュエーションだと思うのようなシチュエーションのワケや理由なんかも気になる物語ですね。



夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)

発売日:2014/5/20

あらすじ(Amazonより):夏休み。桜間さんが事故で記憶を失った。 桜間さんといえば、完全無欠の「正義の人」にして、クラスの誰もが認める超美人。そしてなんの間違いか、僕、峰康の“カノジョ”でもある――。そんな桜間さんが、記憶喪失。 ゴシップに飢えた高校生たちにとっては、格好のエサだ。安いメロドラマを求めて僕にまで群がってくるやつらに愛想笑いを返しながら、僕はお見舞いにも行かなかった。行けなかった。好奇の目から逃げるように桜間さんを避けまくっていた僕は、2学期早々、彼女と気まずい再会を果たす。彼女は僕のことも完全に忘れていたわけだけど――「あなたは、私が一番嫌いなタイプの人間だと思います」――うん、まあ、全力で嫌われました。僕としてはそれでよかったのだけど、何故かとんでもなくお節介な先生のはからいで、僕は風紀委員である彼女の補佐を拝命することになってしまう。数少ない友だちの水井や、桜間さんの友人・宮井さんにも後押しされながら、僕らはもう一度、一から関係を築いていこうとするが――。小学館ライトノベル大賞にて優秀賞を受賞、ゼロどころかマイナスからはじまる等身大青春グラフィティ!

しろ: どちらかというと青春ラブコメという感じがする作品ですね。男の子からすれば、こうあり得ないうらやましいシチュエーションなのかもしれませんが、記憶をなくした桜間さんが峰康のことにひかれてい言った真相というか、素直になれない乙女の切ないちょっとキュンキュンするとことも男性にとってはヤバい!って思えるツボなのかもしれません。

posted by しろ 投票 8 0


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