赤鬼はもう泣かない（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：明坂つづり
イラスト：白身魚
出版社：ガガガ文庫

この物語の主人公は中学生の男子。女子の腕をなめてしまって地方の学校へ疎開するみたいに転向するのですが、そこで可愛らしいちょっと成長した座敷童のような女子中学生と出会ってそこからいろいろな村社会でのお話が展開されるという感じです。主人公は転校初日に隣の席の女生徒・喪庭ここめにいきなり指をすわれてしまい、教室で「うわぁっ！」と一躍注目を浴びることに！そして、その日から転校した学校のある村で垢嘗(あかなめ)と呼ばれるようになるのそうです！ちなみに難しい感じですが垢嘗(あかなめ)というのは日本の妖怪で風呂についた垢や塵を嘗める妖怪だそうです。となりのととろな感じのモチーフというか、中学生というまだギリギリ大人の階段上るういういしさがあるという世代だったりするので、ラノベのラブコメというよりはちょっと文芸チックなノリがはいったノスタルジーを誘うでも人の内面をせきららに後半さらけだすみたいなそーんな風変わりな作品かもしれません。

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カテゴリ , ラノベ･原作 , 学園モノ , 文芸 , 更新情報 , 歴史・伝奇

ゆびをなめちゃうカワイイ中学生少女妖怪と出会いな感じの学園モノがノスタルジーさを誘う・・

赤鬼はもう泣かない (ガガガ文庫)

発売日：2011/6/17

あらすじ(Amazonより):女子の二の腕をなめてしまったヘンタイ中学生(?)・西遺大豪は単身、地方の学校へと転校させられる。奇妙な担任やクラスメイトたちに囲まれながらも転校生活を慎重に送ろうとするのだが、いきなり隣の席の女生徒・喪庭ここめに指を吸われてしまってドキドキ。しかし村中の人々からは、なぜだか「垢嘗（あかなめ）」という妖怪あつかいをうけてしまう大豪。対するここめは大豪の血を吸ったせいなのか、徐々に変化していくのだが…!?第5回小学館ライトノベル大賞、審査員特別賞受賞作。

副部長：装丁の白身魚さんの絵でジャケ買いしてしまいそうな作品なのです。お話の方は、そこまで変態ちっくでなく、座敷童なカワイイJK妖怪と変態ということになっている少年との出会い系という感じかなぁ・・・

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