著者:日野イズム
イラスト:げみ
出版社:TO文庫
「最大のエンターテインメントとは時間を浪費することと、その浪費した時間の一時を後で後悔するかもしれないこと」っていう言葉が個人的には当てはまるように思うところですが、この作品は研究成果をこつこつ競争相手に先んじて追い求める理系研究室にいる理系用法処理女性研究者の頭脳をミステリーに費やすという浪費が贅沢な時間の物語として価値ある!と感じることができるか否か・・・がまずは手に取るかとらないかの決めてにはならない・・・かぁ・・・
理系女子、それも情報処理系ということでちょっと中途半端ではありますが、情報処理ということはUNIXとかPCを駆使した流行の情報解析と想像できる点と、その合理的なデータ処理プロセスとミステリーを合わせた時!おもしろそうな雰囲気を感じたあなたは、理数系をわかっていないかもしれません!というのは数学やデータ処理というのは極めて合理的でかつシンプルでないといけないので、本来ミステリーには向かないような気がするのですが、この作品はどんな感じで推理プロセスを面白くしているのか興味が湧いたとういうことで紹介してみましたー。
情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)
発売日:2015/1/1
あらすじ(Amazonより):ヒトはすごい生き物だよ。だから、研究のしがいがある―― 友達はロボットだけ!? 超合理主義の天才理系女子(リケジョ)がキャンパスの謎を解き明かす!
滋賀県にあるR大学情報理工学部の学生、相川作久良(あいかわ・さくら)は学園祭の中止を企む犯人捜しのため、「画像情報研究室」を訪れる。そこに寝ていたのは中学生にしか見えない女の子。彼女こそ、通称「またたびさん」と呼ばれる、情報科学の天才的な研究者、木天蓼麻美(もくてんりょう・まみ)だった。 合理性を優先し人の心を解さない麻美は、お人好しの作久良と共に事件解明に挑んでゆく。あなたのココロが試される、ほのぼの理系女子(リケジョ)ミステリー!
情報系女子またたびさんの事件ログ 暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関 (TO文庫)
発売日:2011/8/1
あらすじ(Amazonより): きっと、人を信じたくなる!
人の心がわからない天才理系女子×人助けに追われるお人好し大学生――ひだまりのような2人が人工知能の謎を解き明かすほのぼの理系ミステリー!
R大学・情報理工学部・研究室の主「またたびさん」こと木天蓼麻美と、その食事運搬係として毎日こき使われるお人好し・相川作久良の日常は相変わらずのんびりしていた。ある日、実験中のロボットアームが暴走する事故が発生し、その原因究明の依頼を受けた麻美は言う。「その事故の犯人は私かもしれない…」。いつも感情を見せない、またたびさんの過去に一体何が!?ほろ苦いのに、心が和む理系女子ミステリー!
しろ: 情報処理系の大学の研究室ではゼミの生徒に研究をしてもらって本来論文とか書いて学会で次ぎんどんなネタだそうかなぁ・・・という感じの雰囲気なのだけれど・・・その頭脳をミステリーに費やすという贅沢さがいいのかもしれない・・。
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