著者: 入間 人間 (著)
イラスト:
出版社:メディアワークス文庫
猟奇性というのはひょっとしたら人間の心の奥底に常に潜んでいるものなのかもしれん。加害者と被害者が実は逆だったみたいなレトレイックを駆使しながらカニバリズムな猟奇性をお話のプロットに据えて、実は・・・みたいな、そいうホラーな感じの作品です。
幸せで、平平凡凡と流れていくはずの暮らしというのは、実は人の心がけ次第でホラーになりうるみたいな。。。デカルトやカントが理性論やイデア論を思い出しましたが、人間の理性って・・?と読者の心を揺さぶるような絶叫マシーンのようなお話だとおもいした・・・
発売日:2012/11/22
あらすじ(Amazonより):彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。そして今日、俺は思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。下手に出て、お伺いしてみる。恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なものが拝めた。彼女がにたにたと、ともすれば意地悪く見えるほどにやついている。つまり、良いよ、ということ?やったぁ…と、思ったその瞬間。あんな、あんなことが起こるなんて。それから、俺のもう一つの人生は始まった。
くろ: プロローグであったことが実はなかったことで、本当はこうだったの?という初めにエグイところをみせておいて、次どうなるの?って感じでよむような1冊完結型の絶叫マシーンにのるようなお話かも
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