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君が香り、君が聴こえる(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者: 小田 菜摘 (著)
イラスト:
出版社:集英社オレンジ文庫

このお話の紹介分を読むと多くの人が結末を予想できてしまうような感じですが、恋愛とは切ないものであり、失ってからこそその記憶と余韻が美化されて残るというのは妄想を膨らめることができる読み物としては鉄板なプロットだと思います。やさぐれた、ささくれだった心を癒したい時なんかにこういう切ないラブストーリーは心を癒してくれるハズ。

 

posted by あおい 投票数 3 0


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たまには分かりやすすぎる切なすぎる恋愛ストーリーなんかもお口直しにいいかも♪

物語で地震で飛び散ったガラスお破片で両目の視力を失った主人公が、自暴自棄になって高校もやめて2年がたった時、目の見えない主人公は、大学生東堂友希に突然手をつかまれるところから物語が展開します。

目の見えない主人公は視聴覚教室でパソコンの訓練をしている最中に彼女と出会います。彼には高校時代に付き合っていた晴香という少女がいたのですが、今は友達を通して消息をなんとなく知る程度。

突然、研修生としてして主人公の前に現れた友希と目の見えない主人はやがて恋に落ちていきます。そして恋人同士になる2人。

直後、角膜移植施術をうけることになった主人公は視力が回復するのですが、恋に落ちた彼女ははじめ研修生とぎこちない演技のようなそぶりを感じさせながら偽っていたのかその理由が明かされます。

目の見えない状態で恋に落ちて、恋人同士になった彼女。

視力が回復した彼はそんな彼女を探し出すことができるのか?顔を知らない大好きな女性の香りと聞こえる声・・そんなロマンチックで切ないラブストーリーです。

君が香り、君が聴こえる (集英社オレンジ文庫)


発売日:2016/5/20

あらすじ(Amazonより):事故で両目の視力を失った蒼。角膜移植さえすれば、見えるようになる―そう思うと、むしろ何事もやる気になれない。二年が経ち、高校もやめ、漠然とした不安のなかにいる蒼に声をかけてきたのは、友希という女子大生だった。ふたりは惹かれあい、恋人になる。直後、蒼は移植手術を受けることに。だがそれは友希との別れを意味していた…。せつなく香る、恋の物語。

 

あおい: 多分こういう結末になるでしょ!って思いながら涙を浮かべながらやさしく思いを寄せる彼女の生きざまを読み進めていくみたいなそういうピュアで切ない恋愛疑似体験というのもたまにはいいのではないでしょうか?

posted by あおい 投票 3 0


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