著者： 才羽 楽 (著)
イラスト：
出版社：宝島社文庫
主人公の大学生の男の子がバイトを終えて帰宅すると見知らぬ美女が部屋の前に！そして、その美女はスーツケースを抱えてきて当たり前のように同居するようになるというシチュエーションは殿方なら序盤から夢中になって読み進めてしまう導入部って感じですね。小さいころ「つるの恩返し」というお話は誰しもが知っていることだと思うのですが、ラッキーラブラブという流れから、最後のどんでん返しっていうのが、小さいころ○○？！！！？みたいなそいうオチがあることを思いながら、美女がツンデレ主人公攻めするひと時を味わうというエンターテインメントとして読むとちょうどいいかもしれませんね。
発売日：2016/7/6
あらすじ(Amazonより): 第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品の本作は、“白いどんでん返し"です! 僕が大学とバイトを終えてアパートに帰宅すると、部屋の前に見知らぬ美女がしゃがみこんでいた。 女は華子と名乗り、かつて交わした約束のために会いに来たと告げる。 僕にそんな約束をした記憶はないものの、それからなし崩し的に彼女と同棲生活を送ることに。 次第に華子へ魅かれていく僕であったが、彼女は難病に侵され、あとわずかな命だという。 ともに過ごす時間を大切にする二人。しかし、彼女にはまだ隠された秘密があった――。
くろ： ラノベってライトに楽しめるエンターテインメントって解釈しても全然OKだとおもうのですが、この作品はキャラクター小説としてライトにニヤニヤしながら、最後のオチがどんななんなの？みたいなTDLのスプラッシュマウンテンみたいなアトラクションとして楽しむといいと思います♪
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