著者: カルロ・ゼン (著)
イラスト:篠月 しのぶ (イラスト)
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン
俗にいう異世界転生モノです。人事部のエリートサラリーマンがあるひホームで誰かに突き落とされて死んでしまって、気が付いたら魔法のある異世界に転生するってやつのなのですが、中世ヨーロッパではなく、第一次世界大戦当時の地球的な感じで、ドイツ、ヨーロッパの当時と非常に似通った異世界で、幼女の姿として転生し、ターニャと名乗り、指揮官として人事部のエリートだったという人を統率したり、戦略を練ったりみたいな効率的で合理的で時には冷酷な判断というか人を動かしたり蹴落としたり、敵の裏をかいたりとか、現代の日本の企業って実は戦争している時の軍隊より思考がエグイでしょっ!って思える爽快な感じが軍事なヲタクの脳内麻薬を分泌しまくってくれるような作品なのかもしれません。
幼女戦記 (1) Deus lo vult
発売日:2013/10/31
あらすじ(Amazonより):戦争の最前線にいるは幼い少女。金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなったエリートサラリーマン。効率化と自らの出世をなによりも優先する幼女デグレチャフは、帝国軍魔導師の中でも最も危険な存在へとなっていく―。
幼女戦記 (2) Plus Ultra
発売日:2014/5/31
あらすじ(Amazonより):金髪、碧眼の幼い少女という外見とは裏腹に、『死神』『悪魔』と忌避される、帝国軍の魔導大隊の指揮官、ターニャ・デグレチャフ魔導少佐。大軍を烏合の衆と嗤い、懸命の抵抗を蹂躙し、焼けといわれた街を焼く。彼女の姿は、帝国軍という暴力装置の矛先として先陣にあった。各国の思惑が入り乱れ、激化する戦局の中で、帝国軍参謀本部は、勝利の秘訣は、『前方への脱出』のみと確信する。
幼女戦記 3 The Finest Hour
発売日:2014/11/29
あらすじ(Amazonより):戦場の霧を見通すは、幼女(バケモノ)ただ一人。 金髪、碧眼の幼い少女という外見とは裏腹に、『死神』『悪魔』と忌避される、帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、ターニャ・デグレチャフ魔導少佐。戦場の霧が漂い、摩擦に悩まされる帝国軍にあって自己保身の意思とは裏腹に陸、海、空でターニャの部隊は快進撃を続ける。 時を同じくして帝国軍は諸列強の手を跳ね除け、ついに望んだ勝利の栄冠を戴く。 勝利の美酒で栄光と誉れに酔いしれる帝国軍将兵らの中にあって、ターニャだけはしかし、恐怖に立ち止まる。 これは決定的勝利か、はたまたピュロスの勝利か。――帝国は本当に全てを掴んだのか?と。
幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.
発売日:2015/6/29
あらすじ(Amazonより):世界を敵にまわして、幼女は戦う 愛くるしい幼女の外見をしながらも 『悪魔』と忌避されるは、 帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、ターニャ・フォン・デグレチャフ魔導少佐。 砂塗れの南方戦線から帰還するや否や、 待構えていた参謀本部より彼女に発令されたのは、胡散臭い『演習命令』。 それは、連邦領への極秘裏に遂行される越境作戦。 そこで目の当たりにしたのは……誰もが、ありえないと信じて疑わなかった連邦の参戦。 その幻想は、放たれる列車砲の一弾と共にかき消される。 帝国は、戦うしかない。世界の全てを敵に回しても。 もはや勝ち続ける以外に道はない。 その先にあるのは不朽の栄光か、栄光の残照か。 答えは、ターニャ・フォン・デグレチャフだけが知っている。
幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat
発売日:2016/1/30
あらすじ(Amazonより):金髪、碧眼の愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される帝国軍のターニャ・フォン・デグレチャフ魔導中佐。冬までのタイムリミットを約二ヶ月と見積もった帝国軍参謀本部は積極的な攻勢か、越冬を見通した戦線再構築かで割れていた。激論の末に導き出された結論は、攻勢に必要な物資集積の合間での『実態調査』。実行部隊として、ターニャ率いるサラマンダー戦闘団が白羽の矢を立てられる。進むべきか、踏みとどまるべきか?逡巡する暇はない。
幼女戦記 6 Nil admirari
発売日:2016/7/30
あらすじ(Amazonより):幼女の皮をかぶった化け物 生存とは、いつだって闘争だ。 帝国軍、ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は極寒の東部戦線において 文字通りに原初的な事実を『痛感』していた。 精緻な暴力装置とて、凍てつき、動くことすら、骨を折る季節。 なればこそ、冬には策動の花が咲く。 矛盾する利害、数多の駆け引きが誰にも制御しえぬ混迷の渦を産み落とす。 誰もが嘆く。こんなはずではなかった、と。さぁ、覚悟を決めよう。 何事も、もはや、驚くには値しない。
しろ: いちおうアニメ化がきまったようですが、Gateの成功を参考に、アニメとか興味ない大人な人も、第一次世界大戦風な舞台設定にふと深夜テレビをつけてなにげにはまってしまう・・・という流れを狙っているように思える作品なのでした・・・。個人的にはちょっと思い感じがするのでうせすがそこは転生した姿が幼女ということでよしとしているのでしょうねぇ・。
戻る
魔術が存在する現代社会という設定で異世界と現代社会がクロスするというありそうでなかなか数が出ていないような設定...
2017年頃ロシアで「青い鯨(Blue Whale Challenge)」というゲームを使ってSNSなどを介し...
思わず手に取ってしまうタイトルの作品ですが、狂った恋の行く末の猟奇的な殺人ミステリーを想像してしまうのですが・...
切なさとピュアな感動を味わうならば定番な設定といえる当作品。 ヒロインへの偽りの告白から始まり、条件付きで付き...
カテゴリ , ラノベ・原作 , 文芸 , 更新情報 , 青春・恋愛・ラブストーリー
一般的にありえないことなが、ラノベや小説の世界では現実に実現してしまうんですね。そんなもしもこんなことが日常で...
表紙の絵は異世界ファンタジーっぽく見える作品ですが、バリバリの近未来SF作品というのが面白いです。多くの人がプ...