甘々と稲妻とういう作品は、奥さんをなくした高校教師とカワイイ娘ちゃん。そしてお母さんが料理研究家だけど、料理が全然作れないコトリちゃんという3人の主な登場人物がまじわる料理を作るという何気ない日常の一コマを和みのあるおいしい感じの気持ちいしてくれようとする作品となっているようですが・・・
以前、幸腹グラフティというアニメが放映されていましたが、この作品はどちらかというと料理そのもののおいしいを誇張して表現することで、本当に和やかになったのですが、甘々と稲妻をみるかぎり、料理自体はあまりおいしそうには見えない感じがします。
ではこの作品がねらっているところはどこかなっ?と思ったのですが、食と料理を作る人が触れ合いあったかい象徴的なものを料理として表現しているって感じかもしれません。
副担任の先生は妻を亡くし、子供はお母さんの手作り料理が食べられない。
一方女子高生コトリちゃんは、母親が料理研究家なのに、自分は料理を作ることができないというか劣等感を抱えている
そんな3人の登場人物が出会って心を通わせることで、料理っていいでしょ♡みたいなそういうやつを味わえるように仕立てているんだと思います。
超贅沢でもなく、質素でどこのスーパーのお惣菜コーナーでも定番で売っているような他愛もない料理を誰かが作るというのが実はジーンと人はくるものなのですよ!という妄想を見せようとしているのが狙いなんでしょうねぇ。
ツムギちゃんから♡の招待状をもらったらみんなきちゃいますよねぇ♡のシーン
そして、ポイントは、料理初心者が料理を作るという初体験なノリと、ツグミちゃんの可愛らした(子供というのは穢れがないですからね♪)ですね。ちょうどどこかのTV局の人がいっていましたが、女性なんかの心をつかむのはちいちゃな子供のはっ!危ないとかわいい!とか、犬猫今日のわんこみたいな道具が一番効果があるのあとか・・・。
そいういう意味で、料理と子供が登場すると今日のわんこ並みの和やかな雰囲気な作品のできあがる法則があるとすれば、この作品は、そこに普通ならありえない組み合わせの人達が心を通わせるプロセスをいろいろ見る人によって想像を膨らませる余地を残しつつ、あったか持たせることで、和みの境地を醸し出すことに情熱を注いだ構成となっていることはなんとなくわかったよう分からないような・・。
うーん、お父さん(先生)もコトリちゃんも料理が苦手なのはわかるのですが、コトリちゃんの初めて♡みたいな恥じらい表情は多くの母体を占めるアニメファンのとある属性の層を完全意識しているように終えるのですが・・
料理が苦手だけだとおいしくならないから、お店やってるお兄さんの手際の良さも必要ですね。そして、この大人な無骨だけどいい男なお兄さんはツグミちゃんがハートの招待状を渡したからこそ、このシーンにいるというのも構成としては秀逸な感じなのでしょうね。
そして!出来上がった料理のお披露目シズルシーンといただきま~す。個人的には料理はおいしく見えないのですがみなさんはどうですか・
最後にお決まり!「おっおぃしいいい!!!」ですね。うーん、やっぱりコトリちゃんの「おいしい」だけちょっといやらしい感じがするのですが、高校教師と教え子の女子高生というきわどい設定で、あざとく、そういうカットを入れながら、全体としては和みで終わる。
これぞっ!「料理と子供が登場すると今日のわんこ並みの和やかな雰囲気な作品ができあがる法則」っていうことなのだと思います。
部長: この法則の元では、高校教師と教え子の女子高生というきわどい設定で、あざとく、そういうカットを入れながら、全体としては和みで終わる。
戻る
2000年代前半に発売された当作品は、ちょっとストイックな人に男女問わず・・個人的には女の子にファンの多いとい...
アニメレビュー・感想 , アニメ情報 , カテゴリ , ピックアップ , 更新情報
幻想的なトレイラーとタイトルにひかれてみた人も多いかもしれない「魔法使いの嫁」という作品。ヤマザキコレさんの漫...
アニメレビュー・感想 , アニメ情報 , ピックアップ , 更新情報
「ゲーマーズ!」ってゲームが大好きな人達の脳内ってこうなっているんだねぇー。って思わず勘違いしていまうようなゲ...
アニメレビュー・感想 , アニメ情報 , ピックアップ , 更新情報
第2話でD組クラスの多くが何故?高得点をとることができたのか?そのネタ晴らし回となった【アニメ】「ようこそ実力...
ライトノベル原作を読むと分かる事ですが、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の主人公、綾小路清隆(あやのこうじきよ...
ボールルームへようこその富士田多々良(ふじたたたら)くんのダメダメぶりとそれとは逆に発揮される汗と涙と集中力と...