著者:二宮 敦人 (著)
イラスト:
出版社:アルファポリス
サイコパス=精神病質といわれるこの用語は反社会的人格を意味する心理学用語なのですが、この物語は異常なまでの殺人鬼がそのモチーフとなっています。「毒をもって毒を制す」といいますが、監獄を脱獄した超殺人鬼なサイコパスに対し、美少女なサイコパスで対抗してゆくというのがお話しの面白いところでしょか?
普通の人から反社会的な異常な精神状況みたいな行為でも、同じ属性同士の当人たちからすると、どんなやり取りが繰り広げられるのか・・・残酷な描写というかスリルを味わいつつ、殺人という行為が別に普通のことという心理状態のサイコパスやそれに苦悩するヒロインの心の動きみたいなそんなスリリングでサイコなお話しでした♪
発売日:2016/2
あらすじ(Amazonより):東京から千キロ離れた羊頭島にある刑務所から、五人の囚人が脱獄した。彼らはいずれも大量殺人を犯したサイコパスで、放っておけば島の人間が全滅する恐れさえある。事件解決のために集められたのは、隣島の警察官三人。さらに猟奇犯罪対策部の部長の命により、一人の少女が同行することになった。その少女―園田ユカこそ、警察が用意した最強の切り札。彼女もまた、大量殺人者であり、サイコパスだった―
かりん: サスペンスな響きのあるサイコパス。異常適用者というとなぜ殺人鬼ってことになるんでしょうねぇ。でもこの精神病室なまでの殺人鬼に対峙するサイコパスな少女のグロイ側面とサイコパスな自分に違和感を感じる心の揺らぎみたいなヤツがよくあるパターンかなぁ・・・と・・こういうのが好きな人は期待を裏切らないではないでしょうか?
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