虚無の魔王、創世の英雄姫（ラノベ/小説・紹介・感想）

著者：澄守彩 (著)
イラスト：すし* (イラスト)
出版社：

普通こういうお話しで国を追われたお姫様が助けを求めて封印を解くのって英雄でしょ！とか、悪の権化ともいえる魔王の封印をといたお姫様だけあった崇高な志から魔王を公正させて懐柔チートみたいなそんなお話しとかも期待できますが、このお話しの場合、ちょっとおっちょこちょいなお姫様と、ちょっと最近の世の中は・・・「ちっ」みたいな感じの魔王との2人のチートで、ちょっといらいらすぐるらいおっちょこちょいな伏線がお話のイベント性を出して楽しみながら読むという感じの作品だと思います。

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カテゴリ , ラノベ･原作 , 更新情報 , 異世界ファンタジー

封印を解いてもらったちょっと抜けたお姫様のおしりを拭くのが魔王っていう異世界モノもたまには！

虚無の魔王、創世の英雄姫 (講談社ラノベ文庫)

発売日：2016/9/2

あらすじ(Amazonより):勇者に封じられて千年。かつての魔王リュウトが復活した。封を解いたのは仇敵の血を受け継ぐ少女エレノーラ。彼女は反乱で国を追われた小国の姫だった。二人はとある事情で行動を共にすることになり、奪われた国を取り戻すため協力したものの……。世界の変わりように憤るリュウト。エレノーラは彼への強い憧れが空回り。ぎくしゃくする中でも、リュウトは圧倒的な力で敵をなぎ倒す。エレノーラもまた、エルフ族との交渉を経て彼とは異なる『強さ』に目覚めていく。やがて二人は、互いが秘かに抱く共通の『願い』に気づき――。虚無に連なる破壊の魔王と、いずれ世界を創る英雄姫。相克する二人が紡ぐ、異世界“創世”ファンタジー!

ますず：魔王とお姫様という本来的同士となるテンプレートをあえて、魔王・・・徐々にいい人的な逆転なキャスティングっていろいろ飽きてきた時なんかのお口直しにはいいかもです♪

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