著者:古宮九時 (著)
イラスト:森沢晴行 (イラスト)
出版社:電撃文庫
異世界転生モノって大人とか10代の男性が次元が下の世界に転生して現実世界では考えられないチートな設定でスゲ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!って爽快感を味わう作品が多いのですが、この作品は、そんなありえない設定なんかを真っ向から否定するプロットではじめつつ・・また別の角度から異世界を変革して行く的な展開が文芸の香りを醸し出すあるいみアンチテーゼな感じがした作品です。
主人公は、そもそも転生モノを読みそうもない女子大生で、異世界言ったのに言葉が通じたり、ちょっと不思議すぎない?って疑問というかちょっとありえないでしょ!って思っている張本人が砂漠の真ん中で立ち尽くしていた・・・という感じの始まりは、うーんって感じがする・・・。
発売日:2016/8/10
あらすじ(Amazonより):WEBで読者を熱狂の渦に巻き込んだ珠玉の異世界ロードファンタジー、大幅加筆修正で待望の書籍化!
『小説とかドラマって不思議だと思わない? 異世界でも言葉が通じるなんて』 ごく平凡な女子大生・水瀬雫は、砂漠に立ち尽くしていた。不思議な本を拾った彼女は気づけば"異世界"にいたのだ。 唯一の幸運は「言葉が通じる」こと。 魔法文字を研究する魔法士の青年・エリクに元の世界の言語を教える代わり、共に帰還の術を探す旅に出る雫。しかし大陸は二つの奇病――子供の言語障害と謎の長雨による疾患で混乱を極めていて……。 自分に自信が持てない女子大生と、孤独な魔法士。出会うはずのない二人の旅の先、そこには異世界を変革する秘された物語が待ち受けていた。 「言語」と「人間」を描く、感動のファンタジー登場!
BabelII ―剣の王と崩れゆく言葉―<Babel> (電撃文庫)
発売日:2016/12/9
あらすじ(Amazonより):『―立ち去るがよい、外部者よ』ついに辿り着いた、魔法大国ファルサス。しかし世界を害する“異物”と判ざれた雫は、非常にも王・ラルスに剣を向けられる。ラルスと戦う決意をし、瀕死の重傷を負った雫だが、その一方でエリクは過去を追憶する。自らが殺した、ある一人の少女のことを…。そして“死者蘇生”の禁呪による事件で国中に暗雲が漂うなか、雫とエリク、二人の運命は分岐点を迎え―。
くろ: うーん、個人的にはスタジオジブリの千と千尋という和風異世界へ転生して少女がお仕事とかで成長するお話の主人公が女子大生になってもっと哲学で愛情あふれる感動っていう終幕にして作品ということで理解しました♪
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