著者:野村 行央 (著)
イラスト:ヤマウチ シズ (イラスト)
出版社:集英社オレンジ文庫
殺人事件でころされた女の子が物語のヒロイン。この物語ではヒロインが幽霊となって主人公の大学生の前に現れます。物語は、主人公の大学生が図書館で印象的な女性を見かけるところから伏線が晴れていきます。そして予定調和で申し合わせしたように、主人公の大学生は女性が殺された殺人現場とおなったミニシアターでバイトをはじめることになり、その女性幽霊遭遇。そしてその幽霊となった女性は同じクラスメイトの女の子。
死ぬときに未練がある人は幽霊となって下界に存在するというモチーフがありますが、この話では殺されたクラスメイトでヒロインとなる女性が主人公の大学生になんらかの感情もしくは、ゆかりがあったからという推測が成り立ち話の展開に吸い込まれていくというプロットとなっていますが、ひそかに恋心をいだいていたのか、実は幼馴染だったのか?たまたまだったのか?などなどタイトル風にはポップコーンなカップルってタイトルになっているので恋心を期待しましてしまうのですが、実はそうじゃないっていう大どんでん返しがあるのかないのか?幽霊となったヒロイン女性とのほのぼの同居生活ともに殺人の真相がだんだんわかって行くというオチが気になる作品です。
発売日:2016/7/20
あらすじ(Amazonより):ごく普通の大学生である森園真広は、ある春の日、学内の図書館で印象的な女性を見かけた。友人の紹介で始めたアルバイト先のミニシアター“ボニー&クライド”で、殺人事件があったことを知るが、その時の被害者こそが、図書館で見かけた女性だった。幽霊になった彼女の名前は、明神みなも。それから真広は、みなもと奇妙な同居生活を送ることになって…?
ますず: やはりもうこの世にいない殺人事件で殺されてしまったという人物が幽霊としてヒロインとなる設定ってその切なさ前提の中に、おちゃめな人柄とか販促技な手法だなぁと思ったりしたのですが・・読者の皆さんはどう思うんでしょうね。
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