著者:友井 羊 (著)
イラスト:
出版社:宝島文庫
ビブリア図書館、珈琲店タレーランの事件簿とは登場人物の役回り性別が逆のパターンのお話し。スープ屋しずくのは店主の手作りスープが心温まるおいしさなのですが、この店主がイケメン男子。悩みを抱えるOLの心を見抜き、暖かいスープをサービスしてくれながら推理を繰り広げる知的で包容力のある店主に、読者は惚れてしまうはずです。というパッケージ。はやりポイントはひっそりと営業している知る人ぞ知るお店という設定でしょうか。新橋や神保町界隈にこんなお店があるかもしれないとふと妄想してしまいそうになるような設定が重要だと思いました。
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
発売日:2014/11/7
あらすじ(Amazonより):東京のとある一角。どこの店も「close」の看板がかかる早朝に、スープ屋「しずく」は、こっそり営業している。フリーペーパー制作の仕事をする理恵はある朝、しずくでポトフを口にした途端に、しずくの虜になった。 職場で起きた盗難事件と対人関係で悩み、食欲も減退していた理恵。店主の麻野に悩みを抱えていることを見抜かれて話すと、麻野は推理を繰り広げ、鮮やかに解決する!
店主の手作りスープが自慢のスープ屋「しずく」は、早朝にひっそり営業している。早朝出勤の途中に、ぐうぜん店を知ったOLの理恵は、すっかりしずくのスープの虜になる。理恵は最近、職場の対人関係がぎくしゃくし、ポーチの紛失事件も起こり、ストレスから体調を崩しがちに。店主でシェフの麻野は、そんな理恵の悩みを見抜き、ことの真相を解き明かしていく。心温まる連作ミステリー。
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
発売日:2016/2/4
あらすじ(Amazonより): 「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。 シェフ・麻野が毎朝日替わりのスープを提供している。 常連客である雑誌編集者の理恵は、新婚の上司・布美子の夫・克夫から 布美子の様子がおかしいと相談を受けて、麻野に相談すると、鮮やかな推理を繰り広げ――! ほか、理恵の初恋の人との再会や狩猟体験、スープが食べられなくなった引きこもりの少年など、 癒やされて元気が出る、全4話。
シェフ・麻野が日替わりで作るスープが自慢のスープ屋「しずく」は、早朝にひっそり営業している。常連客のOL・理恵は、新婚の上司・布美子の新居へ遊びに行く。順調そうに見えたふたりだが、夫から布美子の様子がおかしいと相談を受け…(「モーニングタイム」)。ほか、狩猟中に奇妙な体験をする「山奥ガール」、ひきこもりの友人が抱える真相を探る「レンチェの秘密」など、心温まる全4話。
しろ: 自分の気持ちの内を読み取ったかのようなスープを振舞ってくれる知る人ぞ知る的なスープ屋のオトコ店主の知的な推理をする様にほろ酔い気分でドキドキしたくなるような煩悩にさいなまれたいなぁ・・なんて思う時があったらこの作品をちらみしてみてはいかがでしょう?という感じの作品です。
戻る
魔術が存在する現代社会という設定で異世界と現代社会がクロスするというありそうでなかなか数が出ていないような設定...
2017年頃ロシアで「青い鯨(Blue Whale Challenge)」というゲームを使ってSNSなどを介し...
思わず手に取ってしまうタイトルの作品ですが、狂った恋の行く末の猟奇的な殺人ミステリーを想像してしまうのですが・...
切なさとピュアな感動を味わうならば定番な設定といえる当作品。 ヒロインへの偽りの告白から始まり、条件付きで付き...
カテゴリ , ラノベ・原作 , 文芸 , 更新情報 , 青春・恋愛・ラブストーリー
一般的にありえないことなが、ラノベや小説の世界では現実に実現してしまうんですね。そんなもしもこんなことが日常で...
表紙の絵は異世界ファンタジーっぽく見える作品ですが、バリバリの近未来SF作品というのが面白いです。多くの人がプ...