著者:岡崎 琢磨 (著)
イラスト:
出版社:宝島文庫
ビブリア図書館が出てからこれ系の作品が数多く出ていますが、女性ヒロインの推理師キャラで、図書館だったり珈琲店だったりにそのヒロインがいて主人公の男性とそのヒロイン推理師キャラとのやりとりの中でその知的でどこかエキセントリックなヒロインに読者も惹かれていくー。そしてシリーズ化されて10巻ぐらでる!というビジネスモデルが成り立つフォーマットだと思います。図書館、書庫という本の香の漂う中で出会う眼鏡女子と、珈琲屋さんで珈琲を入れてくれるバリスタ女子、いずれも、殿方がちょっと一息つくであろう妄想空間で女性と会話をやりとりするというのはよーく考えるとその昔のキャバクラ・ガールズバー方式な構図として見えなくもない気がいしたのですが、このお話しが好きか嫌いかは、ヒロインのバリスタ女子が読者の好みか好みじゃないかにかかっているような気がする
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
発売日:2012/8/4
あらすじ(Amazonより):京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。
珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)
発売日:2013/4/25
あらすじ(Amazonより):京都の街にひっそりと佇む珈琲店“タレーラン”に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持ち込まれる“日常の謎”を解決していく。人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と美星が言い出して…。姉妹の幼い頃の秘密が、大事件を引き起こす。
珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
発売日:2014/3/24
あらすじ(Amazonより):実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る!
珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
発売日:2015/2/5
あらすじ(Amazonより):五年前に失意の美星を救ったのは、いまは亡き大叔母が仕掛けた小さな“謎”だった―。京都にひっそりとたたずむ珈琲店“タレーラン”の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」をはじめ、五つの事件と書き下ろしショート・ショートを特別収録したミステリー短編集。
第10回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉作品、 『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、なたの淹れた珈琲を』で 鮮烈なデビューを飾った著者による、シリーズ第4弾。 累計138万部突破の人気シリーズです。 「珈琲店タレーラン」シリーズ待望の最新刊は、初の短編集。 5つのミステリーと、特別書き下ろし掌編が楽しめる、見逃せない一冊です。
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫)
発売日:2016/11/5
あらすじ(Amazonより):アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに再会した彼女は、どこか悩みを抱えているようだった。 後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店《タレーラン》を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが……。 眞子に隠された秘密を解く鍵は――『源氏物語』。平安の王朝絵巻を背景に、美星の推理が冴え渡る!
くろ: この点の本はヒロインとなる推理師の知的さや包容力やエキセントリックな側面やあとは物語のな中でいかに多くの読者が魅力的な女性像として心の内に秘めているであろう人物像が登場するか否かで賛否が分かれるように思いますがどうなんでしょう?
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