著者:にかいどう 青 (著)
イラスト:
出版社:講談社タイガ
何年も会っていない昔の恋人がガードレールを突っ切って死ぬ現場の夢をみるところから物語ははじまります。
主人公は、駆け出しの翻訳家の女性です。何年もあっていなかった昔の恋人が車でがけから落ちて死ぬ夢をみて、それが現実になります。死んだ恋人は高校で教師をやっていたようですが、その教え子の少女にまつわるミステリーや元彼は自殺したのか、殺されたのか、それとも何かをかばって?みたいな感じでヒロインの女性は謎を突き止めていきます。
そしてSF要素も満載でヒロインの女性は元彼が死ぬ前後1週間にタイムリープしながら点と線をつなげていく様や、ヒロインの女性自体に身の危険が迫る的な・・・サスペンスでミステリーなでっ!真相はなんなの!と読み始めたら知りたくなってしまう謎からはじまる秀逸なお話しが好きな人にはおススメです♪
発売日:2016/8/18
あらすじ(Amazonより):学生時代の恋人・森野の訃報。初めて聞くはずのそれをわたしは知っていた。残された証拠から推測すると、森野は自殺したのかもしれない。それも殺人を隠蔽するために。死の真相をさぐるうち、わたしの一週間が崩れだす。火曜日の次の日は月曜日。次は水曜日で……。意味がわからない。けどこれだけは言える。あ いつが死ぬのは七日目だ。なら、やるべきことは決まってる――。
くろ: 小説とかラノベとかって書き出しというか導入部でどれだけつかめるかって結構重要だと思うのですが、このお話しは、エグくて、悲惨な事故死をはじめに見せながら、実は夢だったんだぁ・・・とほっとするも・・新聞とか知人からの連絡でそれが夢でなくて夢で見た通りに元カレが死んでいたというその後の展開が気になってしまう感じが個人的には好きな感じです。
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