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似鳥 鶏の短編推理サスペンスシリーズ(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:似鳥 鶏 (著)
イラスト:けーしん (イラスト)
出版社:創元推理文庫

学園というと青春時代の象徴ですし世代を超えて何かしらの共通の認識記憶を持ち合わせている場所だと言えますね。(ラノベ/小説・紹介・感想)で学園を舞台にした作品が多いのには10代をターゲットとしながらその上の層の人達にも世界観や設定の説明を省くために舞台として学園が使われることが多いらしいですね。

このお話はそんな学園を舞台としながら、普通の高校生がちょっとした学園の七不思議な事件・現象だとか生徒にまつわるちょっとした事件なんかをコミカルにミステリータッチで描く短編サスペンスなお話しです。

ところどころに10代の青春時代にあるある的なエピソードをまじえつつ、キャラクター小説として登場人物の個性によってそれぞれの短編ミステリーが綴られているという点でいろいろなタイプの男子や女子の物語をみながら共感できるキャラクターエピソードがあるかないか?ついつい気になって読んでしまうという感じではないでしょうか?

そういう意味では、長編小説をようやく読み始める中学生やハマりはじめる高校生から、悪の強いのばかり読んでちょっとお口直し的に思っている大人の人までそれなりに楽しめるパッケージなのかもしれません。

 

 

登場人物が魅力的な学園門もの推理サスペンス♪

理由(わけ)あって冬に出る

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
発売日:2007/10

あらすじ(Amazonより):芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい―吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。幽霊を否定する必要に迫られた部長に協力を求められ、葉山君は夜の芸術棟へと足を運ぶが、予想に反して幽霊は本当に現れた!にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは?コミカル学園ミステリ。第16回鮎川哲也賞佳作入選、期待の新鋭のデビュー作。

 

さよならの次にくる<卒業式編>

さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)
発売日:2009/6/20

あらすじ(Amazonより):「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書。部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ首席奏者の渡会千尋が「私がやりました」と名乗り出た。初恋の人の無実を証明すべく、葉山君が懸命に犯人捜しに取り組む「中村コンプレックス」など、「卒業式編」は四編を収録。デビュー作『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ、前編。

 

さよならの次にくる<新学期編>

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)
発売日: 2009/8/30

あらすじ(Amazonより):名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。曲がり角が衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。苦労性の高校生・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。

 

まもなく電車が出現します

まもなく電車が出現します (創元推理文庫)
発売日:2011/5/28

あらすじ(Amazonより):芸術棟が封鎖され、困ったクラブや同好会が新たな棲処を探し始めた。美術部の僕は美術室に移動して、無事作品に取り掛かれるかと思いきや、美術部の領地と思しき開かずの間をめぐる鉄研と映研の争いに、否応なく巻き込まれてしまう。しかし翌日、その開かずの間に突如異様な鉄道模型が出現!?表題作を含む五編収録の、山あり谷ありで事件に満ちたコミカルな学園ミステリ短編集。

 

いわゆる天使の文化祭

いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)
発売日:2011/12/10

あらすじ(Amazonより):夏休みも終わりに近づいた文化祭目前のある日、準備に熱の入る生徒たちが登校すると、目つきの悪いピンクのペンギンとも天使ともつかないイラストが描かれた貼り紙が目に飛び込んできた。別館中に貼られた、部活にちなんだ様々な怡好の“天使”を不思議に思いつつも、手の込んだ悪戯かと気を抜いていると―。波瀾万丈で事件に満ちた、コミカルな学園ミステリ・シリーズ第四弾。

 

昨日までの不思議の校舎

昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)
発売日:2013/4/26

あらすじ(Amazonより):超自然現象研究会が配布した“エリア51”の「市立七不思議」特集が影響を与えたのだろうか?突如休み時間に流れた、七不思議のひとつ「カシマレイコ」を呼び出す放送。そんな生徒はもちろん存在しない。さらに「口裂け女」「一階トイレの花子さん」の悪戯まで見つかった。なぜこの三つなのだろう…。調査を進めた葉山君は、ある真実に気づく。ますます快調な、シリーズ第五弾。

 

家庭用事件

家庭用事件 (創元推理文庫)
発売日:2016/4/28

あらすじ(Amazonより):校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。『理由あって冬に出る』の出来事以前に映画研究会とパソコン研究会との間に起こった、柳瀬さん取り合い騒動を描く「不正指令電磁的なんとか」。葉山君の自宅マンションで起こった怪事件「家庭用事件」。葉山君の妹・亜理紗の学校の友人が遭遇したひったくりから、葉山家の秘密が垣間見られる「優しくないし健気でもない」など、5つの謎を描いたシリーズ第2短編集。

 

シエル: 学園・吹奏楽部・超自然現象研究会とくると、10代青春な奇異でコミカルなミステリーな物語を綴るさん三種の神器みたいな感じがします。ある意味こういう素材と学園というのが組み合わさると、今、学生の人も、そうでない人も、知っている学園(学校)という存在がエリア51みたいな未知な都市伝説な興味をそそる舞台といして思えてくるのが不思議な感じですね。

posted by シエル 投票 2 0


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